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【読書感想】しあわせは「なるもの」ではなく、すでに手にしていると気づくこと

幸せの授業: 本当の幸せを見つける方法とは? "幸せ"の本質を徹底考察 思考と行動が変わる! /まえけん

 

この本の冒頭も冒頭、最初の一行目から、

「あなたは今、幸せですか?」

と問いかけられた。

そう言い切れる人は多くないと著者は、いう。

この後に書かれている「世界幸福度ランキング」によれば、
日本は世界54位。しかも年々下がり続けている。

で、
わたしは、というと。

「幸せです!!」と即答できる、
決して多くないであろう日本人のうちのひとり。
(ここでも、マイノリティーになっちゃったよ。)

なので、
「なぜ、わたしは幸せだと感じることができているのか」という視点から、
この本を読み進めてみることにした。

 

※この記事は約2800文字、だいたい6分で読めます。

 

〇今ここに集中できる、しあわせ

著者は
「マインドフルネス=幸せ」
という考え方を提唱している。

 

最初はピンとこなかったが、
読み進めていくうちに、

ある考えが浮かんだ。

 マインドフルな状態の「逆」を考えてみたのだ。

 

マインドフル、つまり、「いま、ここに集中している」の逆とは、
マインドレス、「こころ、ここにあらず」という状態。

目の前のことに集中できず、

過去や未来、他人や自分のモヤモヤなど、
意識があちこちに散乱している状態。

 

こんなときはたいてい、不安や怒り、恐怖や心配事などに
あたまの中が支配されているとき。

 とても「幸せな状態」とは思えない…。

 

マインドレスな状態
→不安や怒りなどネガティブなことに支配されている

=幸せとは言えない

 

マインドフルな状態
→集中している。没頭している

=幸せな状態

 

つまり、目の前のことに集中できる「没頭状態」こそが
幸せな状態である

そう考えれば、

 

「マインドフルネス=幸せ」

という図式も納得できる。

 

わたしが幸せを感じることが多いのは、
好きなことに没頭する時間が増えたからだと思う。

このことからも、

幸せ=マインドフルネス=没頭

このことが当てはまると言えると思う。

 

 

〇やりたいことができているという、しあわせ

著者は、「マズローの欲求の5段階」を使って、
自己実現と幸せの関係についても説いている。

「自分らしく生きている」という感覚があれば、
幸せを感じられるのではないか。ということだ。

それは、ものごとを自分が選択し決定できることだけにとどまらず、

時間をも自分でコントロールできるということだ。

つまり、

「やりたいことができ、それに没頭できるだけの時間がある」

これが幸せということなのだろう。

 

やりたくないことは極力やらない。
こころからやりたい!と思うことで日常を埋めていく…。

これこそが、究極的な幸せだと思った。

 

 

〇やりたいことを選択できるという、しあわせ

やりたいことがあっても、
さまざまな事情でそれができない人もいる。

別の選択をする人もいる。

 

もっと、自分に素直になって、「本当に自分が選択したいことを選択して生きている」と思うことができる人生を送る選択をするのはあなた自身なのです。

<引用>

「全て自分で選択することができる」

<引用>

いま、やりたいことができているのは、
それを選択できる状態にあったからだ。

 

そう考えると、

やりたいことがみつかったこと。
やりたいことができる状態だったこと。

それ自体がすでに「しあわせ」なことだったのだと
気づかされた。

 

 

〇限りあるからこそ

少し本題とかけ離れるかもしれないが、
本書に大事なことが書いてあったので、最後にひとつだけ。

「自らの生に終わりがあるという認識がない状態で、今と同じくらい生を大切にしようと思うことができるのか」ということだ。

<引用>

すべてのものには終わりがある。
いのちも…。
時間も…。
人間関係も…。

 

終わりがあるから、限りがあるから、
人は、それを大切にしようと思うのだ。

 

いつか終わるいのちを思い、
限りある時間の中で、
めぐりあえた人たちと
今を生きる…。

わたしのしあわせのカタチが、なんとなく見えてきた。

 

 

〇まとめ

第一章の幸せの理論の話は
難しくてすべてを理解できたか、わかりませんが(笑)

一度読んでわからなくても、
常に「幸せとは何か」を自分に問い続けていくうちに
少しずつ理解できるのかも…と思います。

わたしの最新作
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「わたしにしかできないことをしたい…」
「でも、わたしにしかできないことって何だろう…」

それは自分をしあわせにすること。

と、書きました。

 

具体的に「しあわせとは何か」
については書いていませんので、

ぜひ、本書を読んで、
あなたらしい、しあわせをみつけてみてくださいね。

 

「幸せは、すでに自分の中にある」

<引用>

のですから。

 

幸せの授業: 本当の幸せを見つける方法とは? "幸せ"の本質を徹底考察 思考と行動が変わる! /まえけん

 

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