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ウイング 五等分の花嫁「中野一花&中野三玖」1/7スケールフィギュア レビュー

2022年9月8日

ウイングさんから登場した
五等分の花嫁「中野一花&中野三玖」1/7スケールフィギュアを見ていきたいと思います。


流石に延期し過ぎでは?

このフィギュアは事前に予約をして買ったのですが・・・。
本来の発売日から、1年6か月延期して、ようやく出荷されました。
以前にも発売が1年延期されたフィギュアを予約購入したこともありましたが、こんなにも待たされたのは初めてでしたねぇ。
予約をした日からを含めれば2年近くなっているので、フィギュアを予約する方は、発売延期をするということが、当たり前だという気持ちで待っている必要がありそうです。
(もう家に来ないのではないかと諦めてたくらいですよ~(-_-))
新型コロナウィルス等の影響があったにせよ。どうにかして期限を守れるような体制をメーカーは整えて行って欲しいなと改めて感じるフィギュアとなりました。


パッケージ

パッケージ正面
パッケージ裏面

パッケージはシンプル目で、爽やかな薄目な水色を基調としています。
写真をパッケージにふんだんに使用してフィギュアをアピールしているようなタイプではなく、透明な窓から実物をじっくり確認できるタイプのパッケージを採用しているので、店頭でデティールを確認できそうですね。
とはいえもう少しパッケージに装飾あっても良いかなぁと思いました。


全体像

正面
左側面
背面
右側面

一花さんと三玖さんが一つの浮き輪に一緒に入っている模様。
一人用の浮き輪だと思われますが二人も入るもんだから密着状態です。
一花さんは若干顎を上げているような感じで片足を上げています。
三玖さんはむすっとした表情で若干片足を浮かせています。

三玖さんが元々使っていた浮き輪に、
ひょいっと一花さんが入ってきて
「ちょっと何入ってきているの」と困惑する三玖さん。
「ちょっとくらい良いじゃない」と少しからかう感じの一花さん。
海水浴に出かけた先の砂浜での微笑ましい出来事を切り取ったかのようなフィギュアですかね。
そんな風に勝手に妄想してみたり・・・(*'ω'*)


各所見てみましょう!

土台

土台部分

砂浜を表現したベージュ色の土台。
森永ムーンライトクッキーのようなざらざらとした凹凸が付いています。
砂浜というよりデカいクッキーに居るようにも思えてきますね。

浮き輪

浮き輪

ビニール浮き輪独特のしわの寄り方やぷくぷくとした質感、ビニールのてかりを上手く表現しています。
浮き輪の上半分が青っぽい色で下半分がピンクっぽい色をしています。
単純な塗装ではなくグラデーションのような表現をすることで、フィギュアの上質感が上がっています。


三玖さん上着

パーカー?ラッシュガード?

三玖さんはパーカー風のラッシュガードを羽織っています。
クシャッとしたしわ感が造形と塗装で表現されていて質感高く感じるポイントでもあります。
イメージカラーである青色ですが、少し暗めな水色で落ち着きがあります。


三玖さんシュノーケルと水着

シュノーケルを首に装着

三玖さんはいつも欠かさずヘッドホンを首にかけていたりするわけですが、
その代わりにシュノーケルをかけています。
黒色に紫色の差し色のあるものでカッコよさげ。
泳ぐ時でも三玖さんらしさは忘れないという感じでしょうか。

着用している水着はラッシュガードとは違って、鮮やか目な水色で紐やフチは黒というシンプルな水着です。マットな塗装で表現されていて落ち着いた雰囲気があります。
ひらひらのスカート形状の水着を履いて、ラッシュガードを着て控えめな装いですが、大胆な部分はちゃんと備えていますね。


一花さん帽子

大きな帽子
帽子裏

綺麗な色味の花をつけた大きなつばの帽子を被っています。
着脱可能で帽子が要らない方は無しで飾ることも出来ます。
帽子の裏は一花さんの髪型の跡が付いているのでそれに合うように被せてあげる感じです。
他フィギュアで見られるような、マグネットでパチッと引っ付くものではないですね。
裏面の白っぽいのは塗装不良?仕様かは不明です。
帽子は前から後ろにかけて茶色が濃くなっていくようなグラデーションになっています。
砂浜にピッタリといった麦わら帽子?ですかね。
こうした色の変化を付けた塗装があるので上質感を感じられます。
肌の塗装と同様に若干しっとりとしたシリコンのような触り心地です。


一花さん水着


ひらひらとした水着

一花さんのイメージカラーである黄色を基調としたひらひらとした水着を着用しています。
塗装は光沢のあるつるっとした質感を表現しています。

リボン付き

下の水着も上と同じく黄色ですが、左右の腰辺りにはリボンが付いたものになっています。紐の先には青色の玉の加飾がついています。
塗装の綺麗さや造形で上質感があります。


お二方の顔

このフィギュアは原作絵を元にしているので、以前レビューしたプライズフィギュアなどのアニメ絵とは異なるデザインの瞳です。
アニメ絵の瞳に慣れている人は違和感あるかもしれないですね。
表情はやや硬めとも言えます。
特に三玖さん・・・。不満げな感じぷんぷんです(^^♪
髪の毛の塗装も綺麗です。やや光沢感のある塗装で艶やかな髪をしっかりと表現していますね。


最後に

浮き輪邪魔問題

浮き輪の中に二人一緒というコンセプトが故に、魅力的な水着姿を良く見たいなと思っても浮き輪が邪魔で見にくいという弊害も・・・。
見ようとすると浮き輪のスキマから何とか覗く必要があります。
大胆に見せている水着フィギュアに飽きている方にもおすすめな一品ともいえますねぇ。
見えないからこそ良いんだ至高だ!という方には持ってこいなフィギュアです!
覗く楽しさがあって、これもまたこれでこのフィギュアの魅力とも言えます。

肌の塗装に関して

関節部分にふんわりとピンク色を付けるといった
身体の凹凸を際立たせるような影の塗装はくっきりとはされていません。
ほんのりとした赤みの表現は、脚のあたりはやや施されているように見えますが上半身にはあまり見受けられませんでした。
個人的には、身体の赤み・影表現がしっかりとしているフィギュアがより質感高く見える方なので、もう少しそういった塗装があると良かったかなと思いました。
しかしながら、
若干ではありますが、肌がシリコンのようにしっとりとした触り心地の塗装であったので、良かったと思います。

まとめ

二人セットでこの販売価格を考慮すると、質感や装飾物の量も妥当と考えるべきだと感じました。
台座にもう少し加飾が欲しいなと感じたり、肌表現をもう少しなんて思ったり・・・
一人単体だけのフィギュアでこの価格であれば、どうなんだろうかと思いますが、二人ということを考えれば質感とコスパの良いフィギュアとも言えます。

なんといっても一花さんと三玖さんがくっついているこの造形がたまらなくグッと来ます!
五等分の花嫁シリーズのスケールフィギュアでは1/7は唯一だと思いますし、原作絵を元にしたフィギュアも唯一なのではないでしょうか?
水着の型が個人的に好みということも相まって、とても気に入りました。
ようやく届いたフィギュア。心の片隅にあったしこりが取れた気がしますね。

どこまで五等分の花嫁の人気が続いてゆくのか今後も見守っていきたいと思います。
ではまた・・・。




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