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2021年2月の記事一覧
【詩作品】君みたいな季節
北風が吹いている
あたたかい太陽の下
春分過ぎて春に近づく
季節は君に似ているね
そっけない言葉に隠された君の優しさ
耳で感じるたびに優しい気持ちになれる気がする
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あとがき
初春は「君」に似ていて、好きです。
【詩作品】10年後の朝に
寒い朝は君のぬくもりを探すよ
エアコンの風よりも心を満たす
恋をしていると今も感じている
君も同じ気持ちでいますか
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あとがき
好きです。
【雑記】音楽は心を照らし出す
昨日投稿したエッセイのあとがきです。
普段エッセイを書かない人間がエッセイを書いて感じたことをだらだらと綴ります。
普段からエッセイを書く人間ではないので、エッセイの書き方のポイントとかは語れませんが、普段書かない人がどう書き上げたかというところを書き残して自分の中に浸透させたいと思います。
この記事より本編を読んでいただけると嬉しいです。
普段書かない人が書くきっかけをくれた企画がこちら。
【詩作品】春の雪を口実に
冷たい風が吹いて
ふわりと舞い上がるワンピース
雪が舞いそうな夜でも
君と僕がいれば春色
風が冷たいねって君は言った
ハグする口実
視線がちょっと痛い駅前通り
君の腕で目と耳を塞いで
春分過ぎに降りてくる雪が
君にふれるきっかけをくれた
あったかい空気は春色
桜が頬に咲いたよ
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あとがき
春の雪は恋をすすめる口実になる!
【詩作品】コイエット
細いモデルの子
かわいいなって比べちゃう
あと3kg痩せたいなって
アコガレ目指して始めるコイエット
痩せたら君が振り向いてくれるかな?!
ケーキのショーケースを素通り
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あとがき
アコガレと恋で始めるコイエット。
きっとできる!!
【詩作品】朝日と電車と音に揺られて
電車とゆったりとした音に揺られて君に会いに行くとき
会えるまでの時間だってデートでしょ
ひとりで考えてるよ、君のこと
今日は何が起きるだろう?
朝日と想像が眩しい
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あとがき
ドキドキとワクワクの甘いストーリーがきっと待ってる。
そんなふうに思っているよ。
【詩作品】春を感じて
庭の桜の木にピンクの花が咲いた
流れるときを感じながら空へ昇る白い息を見ていた
自分が何者なのかわからなくて悩む僕を見て
軽く笑い飛ばしてくれる君の声を聞くと安心する
冷たい風に心を凍らせるけれど
君がいるならそれでいいじゃないかなんて感じた
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あとがき
不安は絶えないけれど、「君」がいるならそれでいいって思えた。
【詩作品】地球は今日も知らん顔で回る
強い風が吹く海と山に挟まれた街で
僕らは出会って気付けば同じ道を歩いてた
海へ吹き込む冬の風が君の長い髪を乱して
ボサボサになった髪を笑った
君と僕は今ここにいる
地球は今日も知らん顔で回る
手をとってしがみついた二人が恋に落ちたことも知らずに
遠心力に巻き込まれて僕らは過熱して
もう15年も冷めないままいる
ふいに手が触れた瞬間に頬に桜が咲いた
そんな僕のことなんて今日も知らん顔で回る
*
【詩作品】焼き付いて離れない記憶
君と手をつないで見た北極星を回る星の軌跡
丸く目に焼き付いていて今も離れない
リングライトが光る今の君の瞳もキレイだ
その瞳を見るとあの日の記憶が鮮明に浮かぶよ
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あとがき
ディスプレイ越しに見える光の輪を見て、初めて共に夜を過ごしたあの日を思い出した。
【詩作品】若いままの君の記憶
君と共に駆けた幼い日の記憶
大切だった日々は鮮やかに思い出せるよ
君が缶を蹴って走って転んで笑った
それを見て笑って僕も隣に寝転んだ
時の流れはいつも残酷でそんな日々もいつか過去になっていた
遠い日を思い出すと心が強くなる気がするけれど
遠い日を思い出すと遠い君に会いたくなってしまう
海を眺めて彼方にいる君を思う
あの日枯れた涙が流れた気がした
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あとがき
「僕」はい
【短歌作品】じっちゃんの名にかけて
難問を解くと喜ぶじっちゃんの笑顔のために僕はがんばる
【短歌作品】僕は探偵
くちびるに生クリームがついていて消えたケーキの行方がわかる