見出し画像

【ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム】の光と闇(100%達成)

 発売から約半年、ついに、ようやく、超大作「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」のマップ達成率100%を完了し、全チャレンジ完了、許されザル看板制覇したのでレビューを残そうと思う。

195時間の旅路が完全完結
100%には関係ない「許されザル看板」も全箇所立てた

○歴代最高のスケール感

 前作「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の続編である今作、世界観も地続きとなっており、ブレワイのエンディング後の時間軸から物語は始まる。

 今作はN64の大傑作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のオマージュ、インスパイア、関連性が多く示唆されており、「時を超える」ということが一つのテーマとなている。

 しかし、時のオカリナは7年の時を超えるという規模だったが、今作「ティアーズオブザキングダム」は10000年規模の話になっている。

  プレイヤー操るリンクが時代を行き来きするわけではなく、ゼルダ姫が一万年前のハイラルに飛ばされ、リンクは各地を訪れる事で一万年前の徐々に知っていくという物語となっている。

今作、ゼルダ姫の活躍が凄まじい

 ストーリーには関しては、個人的には過去一面白かった。予想だにしない展開もあったし、序盤の伏線を回収するエンディングも秀逸だった。

 基本的には各地で回収するムービーを見て、物語の展開を把握する形になっているが、ブレスオブザワイルドの記憶巡りと同比べると、ストーリー主導のゲーム作りになっている。

難点としては、後述するゲーム自体の圧倒的ボリュームと作業量によって、物語に没入できるかどうか人によって差が出る点かもしれない。

○前作を遥かに超える圧倒的なボリュームと作業量


 今作のマップは前作と同じ地上のフィールドマップに加え、空と地下にも広がっており、少なくとも2倍以上の探索ボリュームがある。

 空から地上へ地下へと、シームレスにつながっていくオープンワールドの作りは素晴らしく、前作からあったパラセール滑空に加えてスカイダイビングがめちゃくちゃ気持ちいい。

3D空間としてのオープンエアーが完成されてる
移動には様々なゾナウギアを駆使


 加えて、モノとモノをくっつけて新しい道具を創造することが今作の最大のウリとなっており、武器や乗り物を自分好みに作ったりカスタマイズすること可能。

 これは本当にすごいし面白い。工夫次第で手軽に便利な乗り物を生み出したり出来るので無限の可能性がある!・・・のだが、後半になるにつれて少々しんどくなる。(個人的には全くセンスがなくてメンドクサイ&パターン化した)

序盤にはじめて造った対魔戦車 秒殺された


対魔戦闘機を作成、作るときは楽しいが実戦では全然使えねぇ・・・


 フィールドが立体的に広がった事に加えて、物作り要素が加わったことで、ゲームボリュームに関してはなかなか凄まじいものになっている。そこそこ探索をしつつ全てのメインチャレンジをクリアーした時点で100時間超のプレイ時間となっていた。

 あくまで個人的な感想だが、ブレスオブザワイルドと比べると旅情感が薄く、作業させられてる感を少し強めに感じてしまった。要素が少し多すぎて忙しいからなのか、便利アイテムが多くなって発見する楽しみが少し薄れたからか・・・

祠巡りも前作より多い


○マップ達成率100%への旅路と闇


 発売から3ヶ月程度でメインチャレンジを全て達成しエンディングを迎え、その時点で100時間プレイしていた。

そこからブレスオブザワイルドに一旦戻ってマップ達成率100%を達成

その後、またティアーズオブザキングダムに戻り、コツコツとマップ達成率をあげていたのだが、マップコンプリートはブレスオブザワイルドよりはるかに大変だった。主な要素は

○コログ1000匹収集
○全地名開放


 前作同様にフィールドを隅々まで探索して隠れているコログに加えて、「もう疲れちゃって全然動けなくってェ」のコログを友達のところへ連れて行き、コログコンプリートを目指す。

全地名開放では空、地下、地上全ての地名を開放する為に、あちこち歩きまわり飛び回り、洞窟と井戸という新たな要素も全てコンプリートする必要がある。

攻略情報を駆使しながら取り組んだが、正直気が狂いそうだった。

なんの意味も効能もないウ○コを貰うための狂った作業時間
達成率には関係ないが、ミニチャレンジもコンプ
地下探索も大変だった。ひたすらに作業
洞窟が出来た事で地名制覇の難易度があがっている


○ゼルダの伝説から逃げない

累計で195時間の時間をかけて、「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」の旅路を終了したわけだが、率直な感想としてはボリュームが凄すぎてちょっと辛かった。しかし辛い旅ほど記憶に残るものであり、決して忘れられない1本になったのは確かだ。

そもそも100%を目指して遊ぶのは正しい楽しみ方ではなく、もっと純粋にゼルダを楽しめれば良かったのだが、トロコンに毒されている身からはどうしても拘ってしまうのであった。普通に遊べば紛れもなく大傑作だと思う。

追加DLCの発売予定がないとのことで正直ホッとしている。
次回作は世界観を一新した完全新作になる予感・・・

新人英傑たち


ありがとうアクティブゼルダ姫

でもね、前作今作のゼルダ姫好きなんで(色んな意味で)まだ続編が見たい気持ちもある。


次回作も楽しみだ!

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム

ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!