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【‘‘逆算の執筆’’】

書く上で、テーマやイメージ、アイデアというのは必要不可欠な存在であることはもちろんのこと、私の場合、書きたいものを逆算して書くことがあったりします。
逆算するというのは、書くものを初めから出来上がった形として、想像した上で書くということであります。
書くものが決まらないのに、出来上がったものを前提に書き始めるとはどういうことなのかというと、分かりやすい一例として挙げるのであれば読書感想文であります。
読書感想文を書く上で大切なことは、感想文を書く為の課題図書は必ず読んで自分が思ったこと、感じたこと、考えたことなどを率直に述べることが重要だと考えています。
読書感想文は、感想文を書く為の本を読まなければ、本の感想は到底書けません。
ですが、読み終えた本の感想というのは、書く前である程度、頭の中で出来上がっているものであり、感想文の出来上がりの全体像をイメージしながら、どういったところを起承転結に落とし込むのかということを考える必要があり、試行錯誤の末、頭の中で出来上がったものがきちんとある状態でようやく書くことが求められるのではないかと思います。
書き終えた完成品に対しての出来上がりというのは、この際考えることはしなくていいので、自分はどういったものが書きたくて、どのような作品を読者の方々に読んでもらいたいのか、こうした逆算する考え方というのは書く以外のことでも大切なことのように感じますし、執筆に限らずあらゆる場面においても、逆算するという効果は期待出来るものだと思います。

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