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【‘‘閑靜な書斎で読むこと’’】

私の場合、書斎で本をひたすら読み続けられる時と、読み続けられない時のパターンに分かれることがある。
読書はその日のコンディションにもよるが、読むことを求めている時というのは、自分の中のモヤモヤとした感情を払拭したい、もしくは今の自分にとって必要としている言葉を探し求めている時だと考えられます。
読書をしていて、読む本にもよりますが、頭の中でしっかりと意味を汲み取りながら読み進める本もあれば、考えることを必要としないで心を無にした状態で読み進めるものもあったりします。
やはり、自分にとって初めての世界に触れる本というのはその世界に慣れるために、かなりの時間を有すると感じます。
未体験の世界へと誘ってくれることが読書の魅力でもあるのだが、そこから得られるものは単なる知識や教養だけではなく、世界への繋がりでもあると思います。
目を閉じて、空気を吸って、息を吐いて、ページをひらいて読んでいく。
そして、もう一度、同じ動作を繰り返しながら、読み終えるまで、時と本へと向き合う姿勢は大切なことなんだと実感することがある。
自分のペースでいい、目を閉じて考えるだけで、自分にとって必要な何かを教えてくれる特別な力を秘めているものだと感じる。
煌やかな文章と、その心を辿りながら行き着く先にあるものを私は重ね合わせる。
結ぼれたものを感じて、読むことから書くことへと繋げていく。
今いるこの場所から、もう少し離れたところで余韻に浸りたい、そうした日々を送りたいとそう願った。

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