【哲学】016 タレブの名言から実力主義の穴について考えよう

哲学解説シリーズ第16回。

第10回からのシリーズものです。
今回はタレブの哲学思想から、実力主義の穴について考えます

超有名スポーツ選手のキャリアと、
そいつと競って僅かに破れた者のそれ。
彼らの違いはなんだろう。
実力差は100対99でも、その後のキャリアは天地の差だ。

私たちの毎日は選択の連続です。
何かを選び何かを捨てて、その先でまた何かを比べて何かを選ぶ。
世の中はトーナメントを繰り返し、
洗練されると同時に極端になっていきます。
一方よりもほんの少しだけ上回るモノが、全てをさらっていきます。
僅差で1位と2位だった関係性は、ここで勝者と敗者になるのです。

この世界は、本当に実力主義なのでしょうか。

今日はそんなお話です。

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