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“マーケティングアレルギー”に苦しむ感覚派さん達

最近、占い師さんとオンラインでインタビューをしているんですが、その中で気になった回答が。

私は楽しみながらやりたい。でも、お仕事と考えるとそうもいかないからコンサルをつけ始めたんだけど、なんか自分の中でしっくりこないの。

どうやら、マンツーマンでの起業コンサルを受け始めたようで、そのコンサルさんからはターゲットはこう、とかコンセプトは絞れ、などとアドバイスされたとのこと。

日頃、マーケティングを実践している者としては「基本中の基本」なので、最初はそうだよね…くらいの感覚。でもその方からすると

「頭では大事だと思う。でも縛られてしまう感じがして楽しめない感じがするんですよね」

と。

おそらく“感覚派”さんほど、こういうジレンマに陥りがち。

もちろん、全員が全員とは言わない。

すでに何億と稼いできたスピリチュアル系起業の人たちは割り切ってやってると思うし、苦手なマーケティングはプロデューサーに一任し自分はノータッチ、と言う人もいる。

だが、実際に自分が関わってきた中でみた感じ、

  • 年齢層が高め(40代以上)

  • (社会人経験として)目標達成思考、論理的思考が必要な職場で働いたことがない

といった人たちは総じて“マーケティングアレルギー”が強いように感じる。

年齢が高めでも自営業でやってきた人は案外、吸収力が早い。

でも、私が思うに、、“マーケティングアレルギー”はやりようによっては早くに解消できると考えている。

単に不慣れなことに対して敏感だったり、これまでのルーティンを変えていく億劫さが勝ってるだけかもしれないから。

事実、冒頭で「楽しくないの」といった占い師さんも、きちんとコンサルさんが言いたかったであろうことの意図を説明してあげたら「なるほど…」と少し納得された模様。

解釈の幅を広げてあげるだけで、きちんと意味を飲み込めていたので、正論を突きつけるだけでなく伝え方を工夫してあげるだけで、“マーケティングアレルギー”は和らいでいく。

「楽しくやりたい」も長い目でみればすごく大事。

でも、長く活動を続けていくためにはマーケティングと言う武器を絶対に身につけた方がいい。

とはいえ、何も全てのSNS、AIツール、最新のマーケティング情報に精通しないと行けないわけではない。基本さえ押さえていれば、ぶっちゃけ

  • インスタ

  • LINE公式アカウント(メルマガ)

のみでも初心者は十分なくらい。

そこからビジネスをスケールしていく上でどんなトッピングをしていくか?

もっと新規集客をしたいなら広告運用をする、
ブランディングを強化したいならYouTubeを始める、
実績を増やしたいなら出版したり、大型イベント(癒しフェア)に出展する、

など。

いくらでも手立てはある。

基本なんて実はシンプル。

慣れたら当たり前に思えてくるし、ストレスでなくなる。

感覚派さんこそ、息の長いビジネスをするためにぜひマーケティングに親しんでほしい。

思ってる以上に、面白い世界ですよ^^


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