ネイルサロンで働いて衝撃を受けた日本では非常識なカナダでの常識
…をつらつらと書いてみようかなと思います。
ワーホリでカナダに滞在していた時に働いていたネイルサロンに遊びに行ってきましたー!ついでにこんなこともあったなーと懐かしみながら思い出しながら書いてゆきます。
でもわたしは日本のネイルサロンで働いた経験はないので「それ日本でも当たり前だよ!」ってことがあったらごめんなさーいっ
〜まずはお客さん視点〜
▼気になることがあったらすぐに言う
→人によっては「こんな細かい部分も??!」ってびっくりするくらいめちゃくちゃ言う人もいます。
▼気に入らなくても、こうして欲しい!とはっきり言って結果満足して帰ってリピーターになる
→日本だと気に入らなくても「大丈夫です」と言いながら帰って同じネイルサロンには二度と来ないんだとか。日本でネイリスト歴10年のお友達が言っておりました。
▼ネイル施術中、空いている片手で携帯ゲームをする
→ゲームでなくても携帯をずっと触ってる人もたくさんいます。左手が塗り終えたら左手。右手があいたらまた変えて。うーーーん。暇なのはわかるけど、こちらとしては、その度に声かけないといけない時もあるので、ネイルの施術中くらい我慢してくれたらいいのに、、と思いつつ。。
▼男性のお客さん比率が高い
→これはお店の立地によってかなり変わってくるとは思いますが、うちのサロンでは3割強くらい男性のお客さんが来ていました。もちろんネイルにカラーをつけるのが目的で来る人も時々いますが、ほとんどの方は爪や足(特にかかと)のケアをしに来ます。男性に限らず、女性でもケア目的で来る人もたくさんいます。あんまり自分で爪切らないのかな?と思うほど、、、。
〜ネイリスト視点〜
▼施術中無言が当たり前
→日本の美容院やネイルサロン(もなのかな?)のように世間話をすることは滅多にないです。でも英語力を上げたかったわたしは、こんなチャンス利用しないと勿体ない!と思い、必要以上に話しかけるように意識していました。結果、話が盛り上がるとお客さんも良い気分になってチップもたくさん貰えたり。。一石二鳥!(笑)
▼なんならイヤホンをつけて音楽を聴きながら施術(それはさすがにやりすぎ?)
→多分これは流石にあんまりないと思うんですが。。うちのネイルサロンでも1、2回くらいしかイヤホンをつけながら施術するっていう光景は見ていない、、けど別に何の違和感もなく、お客さんも普通でした。
▼お客さんがまだサロンにいても閉店30分前には堂々と掃除を始める
→うちのサロンでは閉店時間=退勤時間だったので、閉店時間までに終わりそうにない施術は全てお断りしていました。お客さんの真横を箒で堂々と掃き掃除したり。。お客さんに「閉店ギリギリまでいてごめんね〜」って言われることもしばしば。
▼お客さんについていないときは携帯をポチポチ
→サロンの中に1人もお客さんがいてない時はもちろんですが、お客さんがいてても自分が暇な時は、ずーっとポチポチ。Netflixを見たりもしていました。なんて自由なんだ、、、。
* * *
あとは、ネイルサロンに関わらずどこのお店でも言えることですが、日本でよく耳にする「お客様は神様」のような考えは一切なく、店員とお客さんはいつも対等な関係です。
良い意味でテキトーです。ラフな感じ。
その分やっぱりサービスの質も「わあ素晴らしい!」ということは滅多になくって、やっぱり日本のホスピタリティ精神はすごいなって日々ひしひし感じています。
チップ制度もない日本で、何の見返りも求めずあそこまで素晴らしいサービスを提供できるって本当にすごい。素晴らしい。
日本に帰国した直後お好み焼き屋さんへ行った時に、最初から最後までお好み焼きのお世話をしてもらって「これでチップ払う必要なし?!!本当にいいの????!!!?!」って強く思ったのを今思い出しました。。
逆にカナダでは「えええっ?!怒ってる???」と思うような酷いサービスを受けて悲しくなったこともたくさんありますというか結構日常です。特にスーパーやチェーン店のコーヒーショップ。。もう慣れました。
もちろんそういうのばかりというわけではなく、レストランやバーに行くと逆に日本にはないフレンドリーさがあったりして楽しいです♪日本はどこか"やらされてる"不自然なサービスが時々あったりするけど、こっちの人は無理にフレンドリーに接してる、という風に感じたことはないです。
カナダでのサービスといえば、、カナダは移民大国と言われていて、特にトロントは人だけじゃなくレストランなんかもカナダのお店以外に、和食中華韓国インドベトナムタイギリシャイタリアスペインメキシコ料理、、などなどまだまだたくさんあって、「出身国が同じでもみんなが一緒というわけではない!」って言ってもやっぱり国民性、というのはあるもので。国ごとにサービスの特色はあるなあと感じます。
一つの国の中でこれだけの異文化を感じられるのはトロントの良いところですね。うん。
ちなみに、バンクーバーよりトロントの方がサービスの質が高いっていう話も聞いたことがある。。
それはそうと、わたしはチップ制度って良いと思うんですよね。
払う側としては時には義務に感じたり(普通のサービス受けてチップを払わないのは非常識)、高いなーって思ったりもするけど、だいたいの相場パーセンテージが決まっているっていっても、そこでいくら渡すかは結局自分次第だし、自分が受けたサービスをどのように感じたかで、その対価として相手に渡す。気持ちの分だけ渡す。わかりやすいじゃないですか。
特にネイルサロンで働いていた時、すごく満足されたお客さんからはその分やっぱりチップもたくさんいただきました。普通はお会計の時にレジで払うものだけど、「本当にありがとう」って手渡しで渡しにきてくれたり。
そういうのがあると「ああ。本当に喜んでくれたんだなあ。満足してくれたんだなあ。嬉しいなあああああ。」ってすっごーーーーーーーーく思う。こんなにくれるの?!って思っても躊躇せず素直に受け取ります(笑)だってその人の気持ちだもん。一度は断る文化、わたしはどこかに置いてきました。(笑)
あ、なんか話の趣旨がずれてきたのでこのへんで。ネイルサロンについてまた何か思い出したら書き足そーっと!☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?