原田ひ香『口福のレシピ』

原田ひ香さんの『口福のレシピ』読了。
フリーのSEかつ、SNSを中心に料理研究家として活動する主人公と、彼女の曾祖母にあたる女性の物語が、あるメニューを通して、からみ合う話。
料理関係のお仕事小説×ファミリーヒストリーと言ったところか。
母や祖母との確執にはハラハラさせられたが、それも全体を引き締めるスパイスといったところか。
章ごとに、美味しそう、作れそう、と思わせる料理が出てくるのは、さすが。
他の本も読みたい。

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