中年男性

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  • ゲームプレイ感想

    単発のゲーム感想記事(キングダムハーツとオクトラを除く)

  • オクトラ(OCTOPATH TRAVELER)

    主にオクトラ大陸の覇者関係の記事。ストーリー感想メイン

  • KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ)

    キングダム ハーツ関係。

最近の記事

FINAL FANTASY VII REBIRTHをプレイしました。

待望の続編、大幅にスケールアップFF7REMAKEから5年弱、待望の続編の発売。空き時間を割いてできる限りプレイしたが、初回クリアに100時間以上、そしてトロコンまで180時間を要したときに「やっと終わった…」という気持ちにさせてくれるくらいには、今作はやることが多かった。前作はトロコンまでで85時間程度であったことを考えても、ゲームとしての絶対量が多くなっていることは確かだ。 前作は「ミッドガル内のみ」の物語だったが、今作はグラスランド・ジュノン・コレル・ゴンガガ・コスモ

    • だったら壁にでも話してろよ(2)

      老害への目覚め同じ会社にて勤め人を10年以上続けているので、最近は若い社員たちと関わることが増えてきている。技術職ということもあって、じぶんたちの担当している製品について教えることが多いのだが、「この子年数の割にはあんまり身についてないな…」と思うことがある。そしてそう思う自分自身を「老害」じみてきているなあと感じている。 生き残った数少ない同期とのとりとめのない雑談になったとき、彼はよく部下のパフォーマンスに対する愚痴を口にすることがある。その場ではまぁまぁとなだめ役に回

      • だったら壁にでも話してろよ

        仕事ができない人と私の苦い経験大学を卒業して今の会社(非自動車系の製造業)に新卒で入社してから10年以上が経つ。会社の規模としては、世間的には大企業と定義されるが、いわゆる何かしらのトップシェアを取っているような企業ではない。そのため、毎年入って来る新卒社員たちを見ていてもずば抜けてすごいと思わせるような人は正直いないし、年長の人でもこの人には敵わんなと思う人はほとんどいない。 新卒社員と10年も歳の差があると流石に本当に世代が違うなという意味でのジェネレーションギャップを

        • 日本未発売のThinkbookを買った話

          なんか面白そうだから買った中国駐在時、同年代の日本人駐在員が中国でPCパーツを買い集めて素晴らしいゲーミング環境を構築していたり、スタッフの中国人のゲーム好きはゲーム機よりもゲーミングPC派が多く(PS5とかなかなか買えない状況だったので)、何となくゲーミングPC的なもんがあるといいなぁと思っていた。と言っても、学生時代にパソコン工房で適当にBTOしたタワーは中国赴任の際に処分してしまい、ゲームをするのにPS4/PS5/Switchを揃えている僕にとってそこまで必要なものでは

        FINAL FANTASY VII REBIRTHをプレイしました。

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        • ゲームプレイ感想
          19本
        • オクトラ(OCTOPATH TRAVELER)
          10本
        • KINGDOM HEARTS(キングダム ハーツ)
          14本

        記事

          2023年にプレイしたゲーム

          今年は前半期にやりたいゲームが集中していたため、年明けからずっとゲームの消化に追われていたように思える。その分、後半は私生活の変化もあり正直なところ全くと言っていいほどゲームがやれていない生活が続いている。趣味に時間を割くよりも回復に備えてしまうのが中年の哀しみなのかもしれない。 個別記事にしたゲームOCTOPATH TRAVELER II 「HD-2D」ジャンルを確立したRPG「オクトラ」の続編。前作からよりドット絵、エフェクトの表現力を上げるべく、キャラの頭身を上げた

          2023年にプレイしたゲーム

          中国とEV(の上っ面だけ)の話

          都合2年ほど中国で駐在していた経験もあり、中国、特に私が住んでいた上海においては日々大量のEVを見ていた。対して、日本の田舎に帰任してからというものの、ピュアなBEV(バッテリーEV)はほぼ見ることがなくなり、たまに見かけると珍し〜という反応になってしまう。 最近、中国の広州でモーターショーで中国ローカルメーカーの台頭が著しく、日系メーカーは閑古鳥!中国はEV先進国!アメリカにはテスラ!日本はEV後進国!という少々過激な発言をしているEV推進派をX(旧Twitter)で見る

          中国とEV(の上っ面だけ)の話

          そうだ車を買おう(2023)

          2年ぶりの日本 必要なのは足中国に赴任するにあたり、当時納車してわずか9か月でジムニーシエラ(JB74・5MT)を手放すことになった不運を呪ってからちょうど2年。日本の田舎に戻ってきた僕は今クルマのない生活をしている。好都合なことに、会社にほど近い物件に住んでいるおかげでクルマがなくても最小限の生活は成立するが、日本に戻ってきたばかりでアパートの部屋を整えるのにはクルマがないとなかなか厳しく、しばらくは会社の人に昼飯代を引き換えにニトリや電器店に車出しをしてもらう状況が続いて

          そうだ車を買おう(2023)

          あなたの日本語学習はどこから?僕の勤務していた日本企業中国拠点のケース

          中国人スタッフが日本語を学んだとき日本企業、特に規模の大きな会社において、英語圏(北米、欧州、インド、東南アジア、豪州etc…)は駐在員自身が英語を駆使して海外拠点の営業・運営をしていくイメージがあるが、中国の場合、基本的には駐在員が中国語を駆使することはなく、主にローカルスタッフの翻译(翻訳)を頼りに仕事をしていくことになることがほとんどだと思う。要するに、中国勤務において中国語能力はマストではない。 そのため、ローカルスタッフの採用要件には「日语工作交流无障碍(日本語で

          あなたの日本語学習はどこから?僕の勤務していた日本企業中国拠点のケース

          中国生活2年の振り返り

          2021年秋からちょうど2年、中国での駐在員生活が終わりを迎えたので、振り返りをしようと思う。いわゆるJTCと言われる製造業の上海事務所に、会社からの手厚い手厚いサポートを受けての二年間であるので、X(旧Twitter)に見る単身で学びに来た留学生、現採でバリバリやっている人、ひとり駐在員として孤軍奮闘する人、会社を経営する人や县镇のすばらしさを啓蒙する人たちとは違い、実にぬるま湯な生活であったことは間違いない。それはそうとして、個人的には会社員生活でやっておきたかった海外駐

          中国生活2年の振り返り

          FINAL FANTASY XVIをプレイしました(DLC1,2追記)

          随所に感じる「割り切り」FFナンバリング作品としては2015年のFF15以来、リメイクを含めたら2020年のFF7Remake以来の新作となる。FF16は結論から言えば「良いゲーム」だと思うし、近年のFF作品は割とクオリティがちゃんとしているなと感じている。開発チームがそもそもFF15のときと違うので考え方ももちろん違うことを理解しているが、FF16をやって特に感じたのは「作品をきちんと作り上げる」ということだ。 ここでFF15の話をいきなり蒸し返すのだが、FF15はそもそ

          FINAL FANTASY XVIをプレイしました(DLC1,2追記)

          ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダムをプレイしました。

          プレイ状況クリア時の達成度は60%程度。180時間弱プレイ ・真エンディング解放済 ・祠全クリア、根全解放済(体力/がんばり全強化) ・賢者の遺志コンプ(20/20) ・エピチャレ、ミニチャレ、祠チャレンジコンプ ・鬼神、息吹、夢見、新式英傑、ハイラルシリーズ装備☆☆☆☆強化 ・ゾナウバッテリー全強化(48/48) ・コログ(130/1000) ・マヨイの落とし物コンプ(147/147) 待望の続編2017年、Switchのローンチタイトルにして珠玉のオープンワールドゲーム

          ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダムをプレイしました。

          STAR WARS Jedi Survivorをプレイしました

          前作についてはこちら ※本記事は、作品内容の軽いネタバレを含みます。 ゲームについて本作は、スターウォーズのアクションアドベンチャーシリーズとして、皇帝が「オーダー66」を発令し各地のジェダイが粛清されていた時代に生き残ったジェダイを描いた物語の2作目で、前作「フォールンオーダー」の続編に当たる。前作では元ジェダイ・パダワンの主人公カルが同じく元ジェダイのシアに導かれ、将来のジェダイ・オーダーの復興のために仲間とともに宇宙船マンティスを駆り、ジェダイマスターのイーノ・コル

          STAR WARS Jedi Survivorをプレイしました

          Horizon Forbidden West 焦熱の海辺をプレイしました

          Horizon Forbidden Westの追加コンテンツ※以下、ゲーム内容のネタバレを含みます。 本編発売(2022年2月18)から1年超が経過し、待望(?)のDLCが配信された。前作のDLC「凍てついた大地」は、本編ストーリー中の話だったが、今作のDLCは本編ストーリーを全て終えた後日談となっている。今作の舞台はラスベガスやサンフランシスコといったアメリカ西海岸の都市をモデルとしていたが、DLCではそれらより5~600km南側のロサンゼルスを舞台としている。 超ざっ

          Horizon Forbidden West 焦熱の海辺をプレイしました

          LIVE A LIVE×オクトラ大陸の覇者コラボの話

          力の入ったコラボが嬉しい昨年7月にSwitchで「LIVE A LIVE」のHD−2Dリマスターが発売されて少し時が経った今になり、おなじくHD−2Dの代表作「オクトパストラベラー 大陸の覇者」とのコラボが実装され、さらに今月末にはPS4/5およびSteamでの配信も決まり、近未来編のキャラデザをした漫画家の島本和彦先生がかつて出した同人誌をスクエニ公式で書籍化するというちょっとしたフィーバー状態となっている。実際私もHD−2D化をきっかけにLIVE A LIVEをプレイし、

          LIVE A LIVE×オクトラ大陸の覇者コラボの話

          OCTOPATH TRAVELER IIをプレイしました

          正統進化したオクトパストラベラー 前作「OCTOPATH TRAVELER」にて、「HD-2D」のジャンルを確立したRPG。8人の主人公がそれぞれ持つ旅の動機を主人公として、または仲間として交わっていくのが魅力的な作品である。現在スマホ向けに前作の前日譚「大陸の覇者」が配信されこのゲームの発売前にメインストーリーが完結したが、こちらはそれと無縁の5年ぶりのコンシューマ新作である。そのため、都合上「前作=オクトパストラベラー」を指すことにする。 このゲームをひとことで言えば「

          OCTOPATH TRAVELER IIをプレイしました

          中国で携帯電話を置き去りにした話

          私は日本企業勤めの中国駐在員で、そろそろこっちにきて1年半に近づいたところである。昨年12月に中国大陸の疫病に対する政策が全てなくなり「解放」されて以来、週の半分以上を外地で過ごすことも増えた。最近は东航(中国東方航空)のマイレージの貯まり具合を確認するのが一つの楽しみでもある。 そんなある日、私は広州から上海への帰途につくため、搭乗口で飛行機を待っていた。乗る前に上司に電話で当日の仕事の報告をし、レポートを書き、あとはぼーっとして過ごそう。そう思いながら、呼ばれるがままに

          中国で携帯電話を置き去りにした話