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小さな小さなチャレンジを積み重ねること

私の将来の夢は、キレキレのおばあちゃん。
夫を引き連れてスタバなどにちょこちょこ通い、はたから見ても仕事だか趣味だかわからないような何かをいつも楽しそうにパソコンでカチャカチャやっているような、そんな絵を思い浮かべている(今と大して変わらないな)。

幸福学の研究者によると、何歳になっても新しいことに挑み変化を続けることは、幸せに生きるための一つの条件であるようだ。

スタバでカチャカチャやるキレキレのせりかおばあちゃんは、きっと幸せに違いない。
…ということはだ、40歳のせりかよ、挑戦を止めることなかれ。

誰もがキレキレのおじいちゃんおばあちゃんになりたいと思っているわけではないことは承知している。
だがしかし、幸せに生きたいというのは、きっと誰もが願うことではないだろうか。

とはいえ、ただでさえ日々忙しくハードモードの現代人の皆さまに対し、ゴリゴリのチャレンジはなかなか推奨しづらいものがある。
私だってごめんだ。だって、そんなに熱心な人間ではないもの。(挑戦を止めることなかれとか言ったばっかりなのに)

だったら、日々の暮らしにほんの少しだけプラスできるような、小さな小さなチャレンジはどうだろうか。
例えば、1日1冊本を読むことは難しくても、毎日とりあえず本の表紙を開いてみることならできる(そしたらたぶん1ページぐらいは読む気がする)。
ちりも積もればなんとやら、である。

実は身近に、スモールステップを重ね続けて驚くべき成果を遂げている先輩がたがいる。
「先輩がた」と言ったが、年齢は私の何分の一か…そう、私の倣うべき彼らとは、子どもたちなのである。

凝らなくていいって言われたけど「凝ってないよ」ってギリギリ言えない範囲のフライヤーできた

福岡テンジン大学で、授業を企画した。

一時期は娘も「子ども作家」として携わっていた「らくえい子どもマルシェ」を先生に迎えた、大人にも子どもにも楽しんでいただきたい授業だ。

「らくえい子どもマルシェ」に立ち並ぶブースの店主は、みな子どもたち。
商品を企画し、製造し、店を構え、集客し、接客し、販売し…それらを全て、自ら「子ども作家」が行っているのだ。

もちろん、最初から全てこなせるわけではない。
「子ども作家」の保護者、そして「らくえい子どもマルシェ」の主催者たちは、彼らを陰からそっと支える。
そして、試行錯誤…つまりは小さなチャレンジを重ねるうちに、「子ども作家」たちは着実に力をつけていく。

「らくえい子どもマルシェ」は、過去8回の開催を数え、25組40名の「子ども作家」の活躍の場となっている。
3月に開催される9回目にも、新たな「子ども作家」が複数組デビューするということだ。

挑戦・成長・ワクワクの連鎖を生み続ける、「らくえい子どもマルシェ」。
今回の授業では、その舞台裏に迫りながら、私の推しの「子ども作家」2組をゲストに、実際の作品づくりワークショップを行ってもらうことにしている。

何歳であっても、何歳になっても、チャレンジし、変化し続けることができる。
つまり、何歳であっても、何歳になっても、幸せに生きることができる。

だから今回の授業では、大人であれ子どもであれ、ひとりの参加者として来てほしいと考えている。
足を運んでくれたあなたの、次の小さな小さなチャレンジのきっかけになれたらこの上ないことだ。

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