桃田丸鳥

80年松坂世代生まれ。フリーランスでお仕事しています。文章を書いてみたくって初めてみま…

桃田丸鳥

80年松坂世代生まれ。フリーランスでお仕事しています。文章を書いてみたくって初めてみました♪パートナーのはっちゃんと10年以上同棲中。愛犬が2021年1月に天国にいってしまったので、また2人暮らしが始まりました。 過去や日々や未来や妄想ごとを、気ままに書いていきます!

最近の記事

今年は「まぁいっか」

気づけは2022年に突入している。 あっという間に2021年が走り去っていった。昨年6月の投稿から全くnoteを書いていない。 誰が待っているわけではないけれども、ルーティンとしていた作業を辞めるのは勇気がいったが、辞めたらスッキリしたし、辞めて少し時間が経てば辞めた生活にも慣れていった。最後の6月の投稿を読み返してみると、心が粉々となる前の下準備をしていた時期か。。。と振り返る。 昨年の後半は最悪だった。最厄・・。 人生41年生きてきた中でダントツのNo.1ヤバい人と知

    • カラカラの心は

      疲れていると、余計な事を考えてしまう。 疲れていると、自分の存在のちっぽけさに 愕然とする。 疲れていると、自分の能力が他人よりもはるかに劣っているように思える。 疲れていると、今まで培ってきたものがマヤカシのように感じてしまう。 疲れていると、今まで歩んできた道筋が惰性の結果のように思えてしまう。 疲れていると、あの子の人生が羨ましくてしかたなくなる。 あの子の輝きが眩しくて吐き気がする。 あの子だけじゃない。あの子も!あの子も!あの子も!あの子も! 私は私にしかなれない

      • 去り際の美学

        先日、田村正和さんがお亡くなりになられた。 私の世代(私の記憶)、田村さんといえば、「パパはニュースキャスター」と、やっぱり何といっても「古畑任三郎」である。 「え~ぇぇ、ふるはたぁ~にんざぶろうです~」と似てもないモノマネが全国津々浦々で展開されてきたことであろう。そのくらいインパクトのあるドラマであって役キャラだったのだと思う。 「古畑任三郎」もここ最近はスペシャルなどもなかったし、田村さん自身、最近では全くテレビに登場しなくなっていた。それは彼の生き方や考え方によるも

        • ドラマ人間

          ドラマが好きである。 新しいクールに入ると、全チャンネルの全ドラマをほぼ録画しておく。そして必ず1-2話は目を通す。その後、振るいにかけて、最終回まで共にするのは5作品程度である。 決まった好きなジャンルはないが、キラキラした恋愛ものや、ラブシーンは、こそばゆくなるため、最近はあまり見なくなった。 ただ子どもの頃から「渡る世間は鬼ばかり」が大好きだった。えなりかずきの成長をテレビ越しでずっと見守ってきた。何世帯、何世代にもまたいだ話は、1回でたくさんの人間の物語や心の在り方

        今年は「まぁいっか」

          底なし馬鹿

          久しぶりに実家に帰ったら、親から小っ恥ずかしい昔話をされたことはないだろうか? あれは覚えていないエピソードほど恥ずかしい。 先日そんな頬を染める体験をした。 以前の記事『カースト制よ、さようなら』でも書いたように、私は得体の知れない子どもだったし、掴み所もない子どもだった…と言えば、成人開花する神童に感じるかもしれないが、単なる、いや、単ではない、勇気を持って言うが、、底無しの馬鹿であった。 親に昔話をされて、改めて底無し馬鹿のポジションであった事を思い出す。 どんなエ

          底なし馬鹿

          時間の金持ち

          この感じ、いよいよだ。 いよいよな予感がする。 いよいよ忙しくなりそうな兆し。 嬉しいような嬉しくないような、有難いような有り難くないような、希望のようで絶望のような、そんな感じ。 コロナ禍で私の仕事は半減、一年近くお金に余裕はなかったものの、時間だけは金持ちだった。売るほどある状態だ。 だからといってどこかに行ける状態ではなかったから、家でもやしになっていた。オンラインの仕事はあるものの、対面の打ち合わせや会議、現場がなくなれば、事務所のみにいる仕事はかなり暇であった。

          時間の金持ち

          貴方の土俵には乗りません。

          24時間働けますか? ビジネスマーン!ビジネスマーン! こんなキャッチフレーズが美徳と扱わられていた時代はいつのことか。 個人的には無理して働く事が美徳と刷り込まれてきた最後の世代と思っている。 ポケモンやセーラームーンにギリギリ触れていない世代で、ドリフターズの生放送を記憶しているギリギリの世代に入っているとも勝手に思っている。 就職氷河期だったし、掴んだ会社はどんな事があってもしがみつくしか生きる術がなかった。 上司が黒と言えばピンクでも黒だし、パワハラ大帝国を笑顔で

          貴方の土俵には乗りません。

          陰湿な仕返しで笑いたい

          『あっっったまにきたっ!!!』 怒りが沸点に達した時の温度が殺人レベルであることは認めざるおえない。 カップル(夫婦)でも、喧嘩を全くしないカップル 、逆にしょっ中ぶつかるカップル と分かれるが、少し前までの私たちは後者であった。 最近はいつからかパートナーのはっちゃんの方が、私のトリセツを理解し賢く上を行ってくれるので、争いは未然に食い止められて、あまり喧嘩にはならない、年下なのに全く頭が下がる。 少し前までの私達の喧嘩は壮絶だった。 お酒が入ってる時の喧嘩はなおのこ

          陰湿な仕返しで笑いたい

          のん兵衛の代償

          気持ち悪い・・・。 胃がムカムカするにも関わらず、お腹いっぱい炭水化物を食べたいという衝動にも駆られる。 朝よりはマシだがまるで重りを乗っけているみたいに頭が重い。極めつけは何もしたくない。早く夜になって欲しいと思う。閉店ガラガラしたい。 そう、、これが二日酔い。 何度も懲りずに味わってきた感覚である。 昔読んだ「クレヨンしんちゃん」で、ヒロシとしんちゃんの身体が入れ替わる回があったが、しんちゃんは朝方のヒロシの二日酔いを体験するのだが、「なんで大人はこんな気持ち悪い思い

          のん兵衛の代償

          奢られたくない。

          男性が女性と食事をするなら奢らないのは失礼。 割り勘なんて有り得ない。 女性は準備にお金をかけてるのだから当たり前。 この感覚がピンとこない。 奢りなら、ある人や奢りたい人が奢る、それ以外は割り勘でいい。 なぜ男性が奢ることが、あたかもエチケットのように扱われるのか。 これまでの歴史においての男女のパワーバランスは置いておいて、この現代で、男性が奢ることが当たり前なのは時代錯誤のようにも感じる。 それに、夫婦でも家族でもない人が稼いだお金を自分に使うのは当たり前だという考

          奢られたくない。

          上京チンパンジー

          4月。さくらが舞うこの季節のにおいは、懐かしいにおいがする。 この季節が来ると、20年前の上京した春の日の事、そしてその日から始まった新しい生活の事を思い出す。 とにかく両親共々厳しく、(塾や習い事の日以外の)門限は18時だった。お蔭様で、高校の時は、周りが「パーティー行かなあかんねん~!」となっていた時も全く交わることができなかった。 だって門限18時で何が出来ますかって?パーティーもOPEN前である。そう・・私の高校生活は家と学校の往復で、地味で干からびていた。当時の私

          上京チンパンジー

          褒められたい男達

          きっと結婚生活もだろうが、同棲をしていても、様々な家事を、お互いの仕事習慣や仕事負担具合なんかで分担するわけだが、業務的かつノルマ的に割り切って家事をする私とは対照的に、パートナーのはっちゃんが家事をしている時はいつもオーラを感じてしまう。オーラと言うべきか視線と言うべきか圧と言うべきか私は感じてしまうのである。 私たちの家事分担は、私が料理全般・買い物、はっちゃんが、掃除全般・ご飯の後片付け・ゴミ出しを主にやってくれている。あとの家事はその時々である。いろいろあって今はこ

          褒められたい男達

          顔の説明書

          人間中身が1番大事。 中から内なる美しさが醸し出される。 心がブスなのが本当のブス 全くである。 異論はないけれども、目に見えるものが真実とは限らない!と思うけれども、自分の顔について、生きてきて一度もまーたく気にも留めたことがない人はいるだろうか。 顔については、以前、散々、美人の定義で書いて奉納した話題をまた書いている。 いや、あの文を書いてから、さらに自分の顔が気になりだしている。 40年間、この顔で生きてきた。 改めて、この顔をマジマジと鏡で見てみた。 化粧も日

          顔の説明書

          私たちの復興

          あれから10年 この書き出しをここ最近良く目にする。 あの時からの年月にしては、短く感じもするし、その逆に長く感じもする。 私自身、あの時から震災についての自らの感覚をあえて鈍感にしていたからか気持ちが曖昧だ。 2011年3月11日 独立前の私は前職で、あるイベント現場に出向いていた。会場は沿岸部に位置していたが、そのことを意識したのは、恥ずかしいことに震災の後だった。いつもと変わらない朝が始まって、いつもより慌しく仕事場に向かい、前日に準備が完成したイベント会場で、スタ

          私たちの復興

          花金データランド

          「花金データランド!」 覚えている人はいるだろうか? この「花金データランド」は、1986年頃から1996年頃まで放送されていた、毎週金曜日の19時頃に、様々なランキングを生放送で紹介する番組。桂文珍さんと、タレントが数名出演してスタジオをメインに繰り広げる、今ではあまり珍しくも新しくもない番組内容だが、小学生の頃の私は、この「花金データランド」の日がくると、なぜか心が躍り「は~・・今週もやっと終わりましたな〜」と、しみじみとじじ臭い事を思っていた。 この時から金曜日が大好

          花金データランド

          女のハゲ革命

          「この~ハゲ!!!」 ある女性議員が男性秘書に放った懐かしい一言。いつの時代も、「ハゲ」と言われる対象は男性なはずだが、、おかしい。。非常におかしい 私・・ハゲてきた?正確に言えば、後頭部の右の部分が薄くなって肌が見えている気がする。 この事実に気づいたのは、30代始まりの頃。。 何気なく覗いた自分の後ろ姿を映す鏡。「え?これ肌?いやいやつむじ!つむじ!寝すぎただけ!」と誤魔化すように、少し目を細めて事実を隠蔽した記憶がある。まるで幽霊でも見てしまったかのように「あれは気の

          女のハゲ革命