ごめんなさい、許さない、
そういえば母にカミングアウトをした。ぼくは男のひとが好きだから彼女とか結婚とか一生ないよ、ごめんね。話すたびに彼女は結婚はとしつこいのがばからしく感じて、心の内を話したというよりかはどちらかというと意地悪なカミングアウトだった。絶望すればいいと思った、というよりも、母は再婚して母たちの人生を幸せに送ってるんだから、ぼくがどんな性質をもっていたって正直どっちでもいいだろう、絶望すらしないだろうと思った。
子どもの頃、ホモは気持ち悪いと母に何度も言われた。ぼくに向けて言ったわ