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クレデンザ1926 × 78rpmの邂逅

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1926年製「ヴィクトローラ・クレデンザ」。この“蓄音機の王様”で78rpm(SP盤)を再生。その動画と連動し、大切にしたいクラシック音楽の魅力に迫ります。
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記事一覧

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #136 〜 T.トーマス ディーリアス『春初めてカッコウを…

「かふぇ あたらくしあ」で、ビーチャムのSP盤集めて蓄音機コンサートを構想中。 と言ってお…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #135~アストリッド・ヴァルナイ  ワーグナー『エリー…

アストリッド・ヴァルナイ(Astrid Varnay, 1918年4月25日 - 2006年9月4日)は、ハンガリー系…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #134〜笠置シズ子『センチメンタル・ダイナ』(1946)

「ブギウギ」も明日から本格的に戦後編。 というわけで、昭和21(1946)年11月の戦後第一作『…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #133〜淡谷のり子『別れのブルース』(1937)

3年ほど前、78rpm対応のレコードプレーヤーにSP再生用カートリッジを装着して電気再生した淡谷…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #132~Y.アストリュック(Vn)D.ミヨー『春のコンチェル…

年を跨いでしまったけれど、2023年に手に入れた盤で印象深かった1枚。 私は熱心なダリウス・…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #131~ロッテ・レーマン『きよし この夜』(1925)

「かふぇ あたらくしあ」から一足早いHappy Christmas! 1925年10月にレコーディングされたロ…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #130~ロッテ・レーマン R.シュトラウス『万霊節』(1941)

ロッテ・レーマン(Lotte Lehmann,1888-1976)53歳。 リート歌手として絶頂期にあった彼女にとって、所縁の作曲家であり、彼女が生涯最も大切にしたオペラ『ばらの騎士』(元帥夫人役)の作曲者リヒャルト・シュトラウスの代表的リート4曲『献呈』『セレナーデ』『万霊節』『あした』を収めた10インチ2枚組のSP盤より。 オペラに出演しなくなった彼女の、ドイツ・リートへの飽くなき探求心の賜物。 堂々としていながらも繊細で、ドイツ語の美しい発音が、シュトラウス歌曲の神髄

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #129~栗原氷川神社例大祭×ブルーノ・ヴァルター G.マ…

2023年9月17日。 自宅最寄駅から帰路の途中、栗原氷川神社の例大祭に遭遇。 ここは神楽殿があ…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #128~9.sep.2023 キャンドル&球体照明 ナイト エミー…

2023年9月9日、かふぇ あたらくしあで行った「キャンドル&球体照明 ナイト」のオープン前に、…

クレデンザ19267×78rpmの邂逅 Vol.127~ジェルメーヌ・セルネイ『ママも知るとおり』…

マスカーニの歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』のサントゥッツアのアリア『ママも知るとお…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #126~カール・シューリヒト『こうもり』序曲(1929)

カール・シューリヒト(Carl Schuricht, 1880年7月3日 - 1967年1月7日)。 B.ヴァルター、W.…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #125~マルタ・アンジェリチ バッハ『全地よ、神にむ…

マルタ ・アンジェリチ(Martha Angelici, 1907 年 5 月 22 日 – 1973 年 9 月 11 日))は、…

クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #124〜フー・ツォンのスカルラッティ(1957)

ウクライナ問題に関連し、駐仏中国大使が「旧ソ連国は国際法上地位を持たない」と発言し、旧ソ…

クレデンザ1926×78rpm邂逅 #123~D.オイストラフ『ノクターン』(スクリャービン)

ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)が、アブラム・マカロフ(ピアノ)とレコーディングしたスクリャービンの『ノクターン 嬰ヘ短調』。 この旧チェコスロヴァキアのウルトラフォンのSP盤がオリジナル。 詳しい録音年月日はわからないが、かなりのハイ・レヴェル・カッティングで音が鮮明なことと、アメリカではマーキュリーがLPレコードでリリースしているあたりからして、戦中戦後あたりの比較的新しい電気録音ではないかと思われる。 オイストラフのヴァイオリンはいつも力強さ(決して力んで