抱っこ攻撃に悩まされている方へ
今日は「抱っこ抱っこ」で子どもで悩まされている方の解決になればとお話しさせていただきます。
まず子どもが抱っこを求める場合は2つあって、「遊びで抱っこしてもらいたい場合」と「不安から抱っこしてもらいたい場合」があります。
前者の「遊びで抱っこしてもらいたい場合」と「後者の不安から抱っこを求めている場合」では解決方法が少し違うので注意が必要です。
それでは解決方法を見ていきましょう。
まず遊びで抱っこを求めている場合
これは違う遊びに誘うことで抱っこから離れていきます。
そもそもの抱っこを求められる人で遊んでくれる人だと思っているのです。
でもその遊んでくれる人というのがブロック遊びだったら困る事は無いんですが、抱っこしてもらうことが遊びになってしまっているんですね。
「この人は抱っこをして遊んでくれる人だ」と。
解決方法としては抱っこで遊んでくれる人ではなく、おもちゃで遊んでくれる人になりましょう。
そのためには近くのおもちゃを指さして「あれで遊ぼう!」
まず提案します。
それから何かを作ってあげたりそういったブロックなどを使って面白いことをして見せたりすると子どもは自然とそちらに引かれていきます。
その結果抱っこで遊んでくれていたという事はすっかり忘れて、おもちゃで遊ぶことに気がいくんですね。
ただしこれは1回や2回ではなかなか子どもの身に付かないので、会うたびに何度も何度も同じようにやる必要があります。
ブロックで遊び始めてすぐは抱っこを求めてくるかもしれませんが、それを「ちょっと見ていてね」
なんて言いながら上手く遊びに誘うことで抱っこから逃れられるでしょう。
次に後者の不安から抱っこを求めている場合です。
こちらは突き放そうとすればするほどくっついてくるので逆効果です。
何か不安な時とか怖いものがある時は抱っこしてもらうことで安心しようとするんですね。
「これで自分はもう大丈夫だ」
と言う思いがほしいわけです。
従ってこちらの解決方法としては、まずは抱っこしてあげることで安心させるというのが1番大事になります。
次にその不安材料を取り除いてあげる、もしくは近くから離れることで解決できます。
ちなみに下の子が生まれたことで抱っこが増える子も多いですが、この場合も不安から抱っこを求めているに当てはまります。
どうしても下の子の相手ばかりをしていると上の子の年齢によっては「自分が抱っこしてもらっていないとお母さんやお父さんを取られる」というふうに思ってしまいがちなんですね。
こうしたことも不安の1つと捉えられるので後者のほうに当てはまります。
こちらもしっかりと抱っこしてあげることが大事ですが、子どもを安心させるための材料として「下の子だけじゃなくてあなたも大好きだからね」
ということを伝え続けることで、少しずつ不安を取り除けます。
そうやってちょっとした声をかけることが大人にとっては重要に感じないかもしれませんが、子どもにとってはすごく大切な一言で、安心するための大きなきっかけになります。
いかがでしょうか?
大人としても「抱っこ抱っこ」には本当に疲れてしまいますよね。
立ち上がるのもめんどくさいし、子どものことを持ち上げるのも結構疲れます。
そうやって遊びに誘ったり不安材料を取り除いたりしてあげることで、結果的には子どもが1人で遊んでくれることに繋がっていきます。
抱っこしてしまえばとりあえずその場をすぐに収められるため、どうしても抱っこに頼ってしまいがちなものです。
でも「抱っこ抱っこ」に疲れてしまっているのであれば遊びを作ってあげることも大切ですし、それがその子のためにもなるわけです。
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