Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol60

先日 k-pro主催の芸歴5年未満の若手のネタ大会の審査員を務めて来た。他の審査員は、芸歴20年以上の現役ベテラン芸人揃い。恐縮ながら、お笑い鑑賞歴は30年以上の観客代表的な気持ちでやってきた。
しかし、お笑いの審査というのは、できればやりたくない。
先週予想したキングオブコント決勝の結果も、イチオシした最高の人間は、上位ではなかった。ネタそのものは良いのだが、岡野くんが凄く緊張していた様子。
順番もかなり影響している。なんて言い訳は色々出てくる。
優勝したビスケットブラザーズは、ネタのクオリティはさほど高いと思わないが、現場でのウケ方、迫力など、TV画面だけでは伝わらないモノがあったのだろう。あるいはブリーフ一丁の魔力なのか。
過去最高得点での優勝だったが、もう1回やったら、結果は違うかもしれない。
笑いは生モノ。
こういう大きな大会は人生がかかっている側面もあり、審査員のプレッシャーはいかばかりか、察するに余りある。
まぁ、大会の大きさを問わず、審査員って難しい。それでも数人の審査員の意見は、概ね一致するモノから不思議だ。
さて、どこにも発表するつもりもなく、勝手に観て勝手に感想をメモするのは楽しい。ま、結局こうして発表しているのだが、点数付けてるわけじゃないから、気は楽だ。
今回は2008年後半から振り返る。
なんかこのところ変わり映えしないが。笑

2008年6月29日
エレキコミック単独16th
ガーリック 
     銀座博品館劇場
・誕生パーティーに仲間が来ない 
・ 谷井探偵事務所 不真面目な浮気調査 
留守番中の今立宅にヤツミがやってきた
V エロ川淳二
・ 変な走法で速い陸上部員
V ハワイアンスパリゾート体験記
・ ジェットコースターの待ち時間にイライラする谷井 嫌われ女に嫌われ者
V サウナの入り方
・ バンドライブ 気遣いのカリスマ 腰が低い
V 見える見えない
音ネタ 悠々ワイドのSSリミックス
・ ブスなのにいい女ぶる女
・ うんこ漏らしたのをごまかす谷井と暴こうとする今立
*相変わらず中2病のバカなコントのオンパレード。
 
 2008年8月9日 バナナマン単独 
疾風の乱痴気  六本木俳優座
・ Fu:指揮者の二人。脱臼癖を気にする設楽。~風な言い方で解決しようとする日村
・ Bad Karma:オフィス、退屈な日村、パワーストーン、人生は不平等
・ 風の如く:スピードが大事、出会い系で待ち合わせ、祈り
・ 絵本:絵本作家が読み聞かせるが、作品のテーマがわからない配達人
・ Confunded:工事現場交通整理係りの休憩所 オヤジ日村がボケまくる。
・ 赤えんぴつ:フォークデュオ、ママカリという言葉のことで喧嘩
・ Wind Chime:作家と売れない役者。何かエピソードがないか、探ると、、、、。
 
* 2時間半に及ぶ 力作。今回は日村ショーの色合い濃い。
 
 
 2008年8月22日
タイタンライブ
・5番6番:マンガ実写化ブーム 金田一少年 アンパンマン トトロを橋田脚本にすると、など、
・ どきどきキャンプ:24コント 面接 自転車 コンビニ
・ キャラメルマシーン:おとぼけマジック
・ ぼれろ:漫才 最近のロボットの発展
・ ラバーガール:不動産屋に来たふざけた客
・ ゆりありく:猿回し 
・ 宮地大介:刑務所内のDJ 償いラジオ
・ キャンキャン:北京オリンピック ぽにょ ナハ太郎
・ パペットマペット:ショートコント 喫茶店 卓球 飛行機など
・ エレキコミック:タイムを縮める走法を考える選手とコーチ
・ ほたるゲンジ:旅番組のリポート
・ 360°モンキーズ:ショートコント 掃除当番 完全犯罪 その他ものまね
・ プリンプリン&BOOMER:野球部 ルーキーズコント
・ 爆笑問題:崖の下のモナ 北京五輪 口パク 北島
・  
 2008年 8月29日  
ラママ新人コント大会  渋谷ラママ
途中から観た
<準1本ネタ> 
ザ・ゴールデンゴールデン、トップリード、風藤松原、どきどきキャンプ
・ザ・ギース:卒業式のフォーメーションの打ち合わせ サッカー風に
<1本ネタ>
・5番6番:実写化ブーム 
・佐久間一行:虫ダイジェスト 人と虫あれこれ
・パックンマックン:レストランであった面白い話が思い出せない。
・U字工事:栃木大好き
・インスタントジョンソン:校歌を作ってもらうが、へんなアーチスト
・スピードワゴン:井戸田の恋愛相談
<コーラスライン> ゲスト 島田秀平
・ ヴィンテージ:困るな~
・ シーランド:漫才 ミリタリー食ブーム いろんな缶詰
・ 小糸ちくわ:ちくわ芸
・ エフエムジャム:漫才 チンピラに絡まれても毅然とした男になりたい
・ イクイップメン:コント 手術中 ランプが遅刻  シュールコント
・ 赤いプルトニウム:茨城をバカにするな
・ クレイジードールズ:下着のOLがあるあるラップ
・ Wネーム:ショートエグザイル ものまね替え歌  若乃花
・ モンブランズ:トロピカルかどうかの判定
・ デイエノボル:ただの歌バカ
・ しんのすけとシャン:大人の男になりたい 行きつけのバー
・ 大輪教授:√2の新しい覚え方  歌で覚える
 
 2008年10月21日
エレ片 コントの人  原宿クエスト
・ 前説コント 父は大きい
・ 教習所:応急処置 人工呼吸の練習はまじめにやれ
・ 雑な銀行強盗
・ 期待させてだめな男 鬼塚
・ 野球部室にて  もて男今立ともてない男2人
・ 仁子のラブラブ大作戦
VTR エレ片水着撮影会、がけの上のジン、トライアスロンに挑戦、
 
*3人が楽しそうでなにより
 
2008年 12月12日(金)タイタンライブ
5番6番:コラボブーム 少年サンデーとマガジンがコラボでゲーム
どきどきキャンプ:ミスチル桜井が校歌を作る
Wコロン:駄洒落なぞかけ
ルビー浅丘モレロ:不器用な男
KICK:いろんな日常をけりまくり
ゆりありく:サル回し
キャンキャン:具志堅伝説
流れ星:幼馴染っていいな。
パペットマペット:いつもの
宮地大介:レストランデート中に母から電話
スマイリーキクチ:銀座カップルウオッチング
BOOMER:鬼太郎ショー
村崎太郎:落語 賢者の贈り物
爆笑問題:脱腸じゃないよ。小室事件他。
*村崎の落語はやらせちゃだめ
 
※相変わらず ラママ タイタンライブ バナナマン エレキコミック周りのライブしか記録に残ってない。他の若手は、フューチャーズライブのネタ見せで観ていたので、それで事足りていたのだろう。
※※エレ片は、元々キィウイのゼスプリがスポンサーについて、一時期定期的にシアターDで開催していたゼスプリライブが発祥。それが評判が良く、以後現在まで続いている。
このライブは、2組のコンビをコラボして行うコンセプトで、タカ&トシと飛石連休もやったなぁ。
ゼスプリさんは当時シアターDのライブも応援していて、こういう企業はありがたかった。

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