チョッキー

元某民放勤務時代から お笑いマニアを続けて30年余。僕とお笑いの四方山話を、ライブのメ…

チョッキー

元某民放勤務時代から お笑いマニアを続けて30年余。僕とお笑いの四方山話を、ライブのメモと共に綴っていきます。マニアックな内容ですが、面白いと思ってくれたら、嬉しいです。

最近の記事

Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol118

漫才協会の映画 「舞台の上の懲りない面々」 を観た。僕は寄席番組も担当していたので、漫協会の師匠の方々はほとんど存じ上げているので、より興味深く楽しめた。内容は漫才協会の紹介のようなのドキュメンタリーで、観る人を選ぶ作品かも知れないが、ミニシアターのランキングでは一位と言うから、塙君の挑戦は成功と言える。東京の色物演芸の記録は、書籍ではいくつかあるが、映像はなかったように思う。 そう言う意味でもこの映画は貴重な資料になる。 それにしても、ボキャブラ世代の芸人が もう、50代に

    • Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol117

      先月ラママで、念願の「強烈」を観る事ができた。 今や中年となったオンパト世代6人による純烈のパロディ的なユニットだが、実は大真面目。スーパー銭湯の客を意識したわかりやすい集団コント。 これはニーズがあるだろう。 何より、キャリアを重ねた芸人が新たな事にチャレンジする事が素晴らしい。 いずれドーンにも出てもらうつもり。 お風呂はなくても楽しめる。 さて、しばらく時間が空いてしまったが、 記録は猛暑に苦しめられた2018年の夏の終わりから 2018.8.298.よじゃもきゃん

      • Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol116

        昨年末、ナイツ塙君のYouTubeチャンネルに出てくれと頼まれた。僕がサルゴリラの赤羽君に似ているので、塙君とサルゴリラ風のコントを演じてくれ、というもの。撮影は、某区民会館の会議室で、彼ら他のコンテンツを一挙に収録しているので、僕らの収録は軽くリハーサルして15分程度で終わった。 面白そうだから引き受けたが、素人のコントを誰が観るんだろうか? せっかくだから観て貰いたいが。 さて、記録は2018年の夏から 2018.7.227 ウエストランド単独2    新宿サンモール

        • Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol115

          遅ればせながらあけましておめでとうございます。 年末年始は ネタ番組が増える感があるが、最近は普段からネタはやっているので、それほど新鮮さを感じなくなってしまった。 年末に東洋館に行ってみたら、朝から満席で、中入りを待ってやっと立ち見で入れた混み様。普段からこれくらい入るといいとは思うが、コロナ禍を抜けて、観光客も増えて、 活気があるのは気持ちが良い。 さて、記録は2018年の夏から。 2018.7.15 漫才食堂十号店  阿佐ヶ谷アートスペースプロット MC:ししど

        Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol118

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol114

          この師走はいつにも増して多忙だったのに加え、スマホの具合でデータが飛んで、しばらく投稿ができかった。その間 お笑い関連でも、しもきたドーンにTKOが出たり、元うしろシティの阿諏訪君のユニット公演や、ナイツ塙君との案件、M1でのヤーレンズ準優勝、、、と諸々あったのだが、ともあれ今年も何かしら笑いと関わる一年だった。 さて、記録は2018年の梅雨時から 2018.6.15 日本エレキテル連合パルス  渋谷ユーロライブ 花火大会に3万円出資した刺青男と女房  せこいのを馬鹿にす

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol114

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol113

          最近、お笑いに関する書籍の出版が増えているような気がする。サンミュージックの社長に就任したリッキーさんや、元吉本興業の谷さんやら、お笑い業界の知られざる歴史が記されたものが目立つ。 「お笑い」がカルチャーとして確立されたのだろうか、お笑いの裏側を知りたい人が増えたのだろう。 拙著には出版の話は、、来ないなぁ。笑 さて、記録は2018年の春から、 この頃は毎度お馴染みのライブにしか足を運んでいない。 2018.4.27 ラママ新人コント大会       Vol368 《準1本

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol113

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol112

          先日、長崎に帰省。 母校の創立60周年記念講演会の講師として呼ばれたのだ。そんなガラでは無いのだが何事も経験。司会やインタビューは数々経験はあるが、講演はやった事がない。ゴミ芸人として講演会の経験豊富なマシンガンズ滝沢君にアドバイスを乞う。若者は集中力が無いので、映像を使ったりして飽きないようにした方が良い、とのことだったが、パワーポイントなど使った事も無い。結局喋りのみで挑んだ。 結果はまぁまぁ。反省点も多々あり、改良すれば、他の学校でも使えるかも。ま、ニーズがあればだが。

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol112

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol111

          PCの不具合と同時に自分の体調も崩し、楽しみにしていたTOKYOCOOLの単独ライブもキャンセルし、休止していた拙稿もどうにか再開。 いや、今年は気温の変化がキツく、年寄りには辛い。 ということで、記録は 2018年初頭 お馴染みのコンビから。 2018.1.13 エレ片 新コントの人  新大久保グローブ座 ・面白いことを言うと噂の、沈黙の片桐をしゃべらせよう?。試みる2人  ・探偵ドラマ撮影で、エキストラに配慮して、主役片桐をないがしろ。

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol111

          Laughing Note おやすみのお知らせ

          いつもご覧いただきありがとうございます。 さて、原則毎週土曜日に更新していた記事ですが、編集機器の不具合の為、しばし休止させていただきます。改善されましたら、復活いたしますので、ご容赦ください。

          Laughing Note おやすみのお知らせ

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol110

          昨夜は、 TBSではお笑いの日として8時間の大型お笑い番組の放送で、その中でキングオブコント が開催された。ドーン仲間のや団やジグザグジギーの結果が気になる所だが こちらはしもきたドーンの本番で、リアルタイムで観ることはできず、後から結果を知る。 優勝はサルゴリラかー! でもちょっと嬉しい。というのも、赤羽君は、僕と顔がそっくり。ナイツの塙君がよく言っていたのだが、僕が30代の少し太っていた頃テレビでジューシーズ時代の赤羽君を観たら、自分が出ていると錯覚することがあった。 今

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol110

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol109

          昨夜はタイタンライブ。隣席には、懐かしい顔。以前TBSラジオでエレ片の番組のディレクターだった女性。結婚後業界を退いていて、10年振りに観に来たという。隣には小学生の娘さんが。あゝ親子でお笑いを観にくるようになったんだ、と微笑ましい。親子で共通の会話、共通言語としてのお笑い。いい時代になった。 さて記録は2017年秋から。 2017.10.6 行列の先頭SP         中野ゼロ大H OPアクト じゅんいちダビットソン 、けいすけ体操 ハマカーン:漫才 名探偵 犯人は

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol109

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol108

          秋らしくなって来た。暑さも一段落したので、気になっていた部屋の大掃除をしていると、箪笥の裏から懐かしいものが出て来た。ラーメンズ2009年の単独ライブの大入り袋。(表題写真) なんか僕まで貰っていた。すっかり忘れていたが満員御礼だったのだろう。解散してしまったコンビなので、より貴重。中身は5円。 しかし、2人のご縁は、、。皮肉なものだなぁ。 さて、記録は2017年の夏 お笑いのジャンルではない人のコント単独ライブから。 2017.8.4 小松利昌 コマツナツマツリ    

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol108

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol107

          このところ、本業の業務が忙しくなかなかライブに行けない。先日も予定していたラママに行けなかった。 最近は配信で観られるライブも増えたが、やはり会場で観たい。 さて、記録はそのラママ、2017年の夏から。 この日は少し遅れて行った。 2017.6.30 ラママ新人コント大会vol358 渋谷ラママ 【準1本ネタ】 アマレス兄弟:観られず ゾフィ:観られず や団:観られず ピーマンズスタンダード:職務質問されて返り討ちにした

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol107

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol106

          前回の回顧録の読者の方から質問をいただいた。フォークダンスDE成子坂のコントを台本化して残しておこうと言う試み。その後どうなったのか?というお問い合わせ。個別にお答えしたが、ここでも少し補足しておこう。 確かに故桶田氏とその構想を話していた。そしてフォークのコントの映像は元所属事務所のスタッフから入手しており、どの作品を残すか、彼に検討してもらっていたはずだった。ネタを台本に起こし、フォーク愛のある後輩芸人がネタをカバーするライブの計画もあった。だが、ある時急に彼がその熱を失

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol106

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol 105

          しもきたドーンライブ無事終演。もう60回目を迎えた。故桶田敬太郎に手伝ってくれないかと頼まれて始めたライブ。言い出しっぺはもう居ないので、続ける義理はないのだが、こうなりゃ会場がある限り続けてやろうと思う。赤字続きで苦しいんだけどなぁ。集客って、ホントに難しい。 さて、記録は2016年の後半へ 2016.10.6 エレキコミック「大金星」  天体観測:女子高生 予言 金玉2つ 玉の奪い合い ツっつんツーリスト:旅行プラン 馬鹿な旅行 イントロクイズ屋台:実はオリジナルソン

          Laughing Note 〜お笑い手帖回顧録 vol 105

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol104

          昨夜、9月分のしもきたドーンのネタ見せが終わり、選考に入っている。 つくづくネタ見せというのは、本当に難しい。 いわゆるオーディションなのだが、ただ観るだけではなく、こちらの感想というか意見を言うことが求められる。ダメ出し なんて言い方もするむきもあるが、 僕のスタンスは、ダメ とは言わないこと。面白いと言うことは人それぞれで、それは否定できない。ただ、自分が面白いと思うことをどう表現して伝えるか?が肝なので、その方策を提案する、と言うのが主旨だ。ただ、限られた時間でそれを考

          Laughing Note〜お笑い手帖回顧録 vol104