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『2023年共通試験生物基礎問1』読んで解答力をつける


こんにちは🦉です🌳
本日は、共通テストの生物基礎の直近の2023年度の読む学び編です。

以下は、大問1のA、はじめです。

 共生説について述べられているとわかりますね。
 シアノバクテリアがは胞内で共生し、葉緑体と姿を適応し共生進化の道をたどっていったのでした。
さて、バクテリアの種類は、現在は1万種前後培養・研究されていますが氷山の一角どころか存在の0.1%ほどしかわかっていないと言われています。99・9%が未知!!!
 そんな分野の中で、どうしてシアノバクテリアが高校生物でとりあげられるのかを考えると科目としての生物が見えてきます。

 最も大きな理由は、
地球上で初めて酸素発生型光合成ということです。
30~25億年ごろは二酸化炭素が今よりずっと多く、
平均気温は60度という環境でした。暑いを通り越していますね。
灼熱の砂漠地帯です。

そこで爆発的に増え始めたのがシアノバクテリアです。オーストラリアなどで見られるストロマトライトはシアノバクテリアの集団ですね。
 つまり、太陽光のエネルギーを使って酸素を地上に増やし、その後の地球上における生命の発展の基盤を作ったからです。
そしてシアノバクテリアが葉緑体として細胞内に共生することにより、植物たちが生まれ、地上の環境が変わって行ったのでした。
 樹木が生まれたことで風の流れも変わり大気も変わり気候も変わった。また土壌も変わって行き、ゆくゆくは陸上に動物たちが生息し進化の道を辿りはじめます🦉🌳地球のドラマ!ホーホー🌟


写真は念珠藻ではないですが、シアノバクテリアの一種。念珠藻は名のごとく数珠のように丸い球が連なっています。

ここで、もうひとつ理解を深めていただきたいことは、大きさです。
 バクテリア類は真核細胞に侵入することによって増える種がいます。インフルエンザはもちろんコロナもですし、病原菌と呼ばれる種類はほとんどがこの種のタイプです。
 次回は大きさについての理解記事、読んで学ぶ生物の続きです。
 

こちらでも確認してみてくださいね。
文字情報+視覚情報で理解を進めて得点力アップ!
視覚情報はほぼほぼ全員得手+文字情報で情報を選んでとれていく人が抜きんでていくことでしょう。

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