「人間関係の良さ」をアピールする会社はダメ【求人広告の注意点】

求人広告を見ていると「人間関係の良さ」をアピールしている求人が結構あります。
独断と偏見ですが、僕の経験上、ハズレの会社の可能性が高いです。
ではなぜ「人間関係の良さ」をアピールする求人がダメなのかを説明していきます。

結論からいうと「人間関係の良さ」しか自慢できることがないからです。

求人側は求職者にアピールして応募を増やしたいわけです。
アピールポイントには「労働条件」「商品・サービス」「会社」があります。

「労働条件」なら
給与は高いか、残業の有無、年間休日は多いか、手当があるかなど
「商品・サービス」なら
商品の人気はあるか、将来性はあるか、評判は良いか、優位性はあるかなど
「会社」なら
経営者の考え、将来のビジョン、会社の規模、業界の未来など

本来なら、上記のようなことをアピールする方が良いわけです。
にもかかわらず、「人間関係の良さ」をアピールするということは
「労働条件」も「商品・サービス」も「会社」も自慢できることがないということなんですね。

決して「人間関係の良さ」を否定しているわけではありません。
他にもアピールするすることがあるでしょ?と言いたいのです。

そもそも、人間関係が良いのは当たり前で普通のことです。
人間関係が悪い会社とか最低でしょ。

ただ、皮肉なことに「人間関係の良さ」をアピールしている会社ほど人間関係が悪いんです。

よく考えてみてください。
求人にアピールすることがたくさんある会社がわざわざ「人間関係の良さ」をアピールすると思いますか?

ということで、求人広告を見る時は会社がどんなことをアピールしているかを注視しましょう。

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