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はじめまして。東京在住、家庭菜園、再生栽培好き臨床工学技士@ばじる です。 都内の某大…

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はじめまして。東京在住、家庭菜園、再生栽培好き臨床工学技士@ばじる です。 都内の某大学病院に所属中。血液浄化中心に臨床工学技士が行う業務全般に従事している臨床工学技士です。経験は約20年程。決してもう若いといえる歳ではないですが(^^;)…宜しくお願いします。

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  • 心カテ循環器関連

    勉強したことの、まとめ用です。 心カテ循環器業務に関わられているコメディカルの方々(特に従事されてまだ日が浅い方向け)にみていただけたらと思います。

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最近の記事

本日の症例①(症例概要)

お疲れ様です、ばじるです。 早速、症例シリーズを始めていきたいと思います。 まずは本日の緊急カテ症例の概要についてです。 コレは私のノート。こんな感じでいつもまとめてみてます。 いきなり!ですが、初回からSTEMIです。 胸痛を主訴に来院。昨日から症状があったようで、救急外来を受診されたとのことです。 #HT± #DL+ #DM- ECG Ⅱ.Ⅲ.aVf ST elevation 緊急的にCAGを行い、#1から100%、#7も造影上75%といったことで、RCAのPCIを実施

    • 次なる取り組み。

      お久しぶりです。ばじる🍃です。 本当に久々です! なかなかバタバタしていて、ブログ更新ができておりませんでした。1日24時間じゃ足りんです!ほんとに。やりたいことが多すぎで困ってます。(苦笑) そんななかでまたひとつ、やりたいことが増えました。 何かというとですね。私、ずっと興味がある領域があるんですけどね、 それはですね、、、 、、、 心カテ業務です! ということで、 次なるテーマは『心カテから学ぶ循環器全般の知識について』。 コメディカルスタッフのための、心カテ関連か

      • 出版しました📖

        ばじる🍃です。 タイトルにあるとおり、ワタクシばじる🍃は、この度書籍出版をいたしました。 そこで、少しばかり宣伝をさせてください(^.^) タイトルは、 【透析業務3年目のあなたに読んでもらいたい本~業務に必要な技術とコミュニケーション~】 です。 著者、臨床工学技士@ばじる、監修はTAKAMIの谷口総志さんです。  この本は、タイトルにあるとおり、透析業務3年目の方に読んでいただきたい本です。もちろん、3年目以外の方も、新人の方から、新人教育を担当される中堅の

        • あわわ💦

          見る人がみたらすぐにわかる一枚をパチリ📸 うーん、なかなか大変なことがおきとります💦 ばじるです。宜しくお願い致します。 これはつい先日に経験した事例です。 事情聴取👮‍♂️してみたら、数時間前までは起きてなかったんですって。 さて、一体全体どこから混入してきたんでしょうこのエアは。 この写真では、明らかにエアだろってルートがありますが、補液ルートとかね。補充液とバイカーボとCO2の関係でね、とかとか。いろいろとあるかと思いますけど…でも今回はどうやらそのどこでも

        本日の症例①(症例概要)

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          東京の景色

          先日、渋谷に用があって行ってきた帰り。 前々から気になっていた、渋谷スクランブルスクエアの屋上にいってきました。 たまには、非日常的なところにいくのも良いですね。 今度はサンセットな時間に行ってみたい。夜景も綺麗なんでしょうね^ ^ 気分もリフレッシュでき、少ししかいられませんでしたけど、行けて良かったです^ ^ 皆さまのストレス発散法、気分リフレッシュ法などがあれば教えて欲しいです❣️ ばじる🍃でした。最後までお読みいただきありがとうございました😊

          東京の景色

          久々に…。

          しばらくの間、ブログ進められていなかったのですが、また少しずつ投稿していきたいと思います。 ばじる🍃です、宜しくお願い致します。 台風の影響で朝から土砂降りの雨。 でも台風なので、雨は強まったり弱まったり…。 帰る頃には過ぎ去ってくれていたらなと思います。 これまで、血液浄化の中でも透析業務のことをいろいろと綴ってきましたが、これからは臨床工学技士全般の業務について、ばじる🍃が日々関わっている業務について、日常経験したことや学んだこと、などなどについて書いていこうと

          久々に…。

          患者さんを守るため、自分自身を守るため。ここだけはおさえましょう

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 GW真っ只中。コロナの波は収まるところか、悪化の一途をたどってしまっておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 最近は変異株がいくつもでてきているとのことで、マスクをしていてもそれは感染してしまうことがあるとか。。。その感染リスクは通常のコロナの1.7倍ともいわれていますし、相当な厄介者ですね、、💦 早く収束することを願ってやみません。ほんとに。。。 そんなコロナにおいても、透析医療含む医療全般においても、最も基本となる感染対

          患者さんを守るため、自分自身を守るため。ここだけはおさえましょう

          急変時・トラブル対応 3)透析中の警報(アラーム)

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 今回は、透析中の警報(アラーム)についてをまとめてみたいと思います。 あなたが治療中に一番多く遭遇するアラームはどんなアラームですか??? ・・・ ばじる🍃は、静脈圧上限値警報です。 その他にも、どういったアラームがあげられますでしょうか。いくつか代表的なものをピックアップして、それぞれについてどんなものか、そして対処方法などについてあげていきます。(ただし、装置によってはいろんなアラームが入ることもあろうかと思います。ここで上

          急変時・トラブル対応 3)透析中の警報(アラーム)

          急変時・トラブル対応 2)出血

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 さて、今回は、透析中の出血について、考えてみたいと思います。 どのようなことが、考えられるでしょうか。 ・・・ 💉穿刺刺入部からの出血 同一部位への反復穿刺により、穿刺の刺入部の穴が大きくなり、その穴のところから漏れてしまうことがあります。あまりにひどければ、抜針し、止血をし、穿刺部位を変えていく。ちょろちょろな軽度であれば、清潔なガーゼなどを当てて出血をせき止める。そんな感じで対応しています。なるべく再穿刺は避けたいものです、

          急変時・トラブル対応 2)出血

          急変時・トラブル対応 1)血圧低下

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 今回からは、急変時・トラブル対応編に入っていきますー。 前回までは、主にシャント、穿刺トラブルについてあげさせていただきました。ここからは、主に急変時などのトラブルや、出血しちゃったとき、後は、アラーム対応について以下のような内容で、進めさせていただきたいと思います。 1)血圧低下 2)出血  3)アラーム対応  今回はまずは急変時などの対応として1)の、【血圧低下】について、進めさせていただきます。 血圧が低下した際、あなたは

          急変時・トラブル対応 1)血圧低下

          こんなときはどうする❔ ~シャントトラブル~

          ばじる🍃です、よろしくお願いいたします。 穿刺をテーマに、UPさせていただいてきましたが、穿刺はスムーズにいくときもあれば、スムーズにいかないときもあり…。 今回は、うまくいかないときのトラブルについて、進めていきたいと思います。 〖 トラブル 〗。あなたは、どんなトラブルがあげられると思いますか??? 穿刺のことを考えると、うまく針が入らず。。。💦ってことが一番考えられるかなぁと思います。 それでは、全体的にみて、どんなことがあげられるのか。これからいくつか、あげ

          こんなときはどうする❔ ~シャントトラブル~

          上手な穿刺とは。 ~穿刺について考える~

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 さて。あなたは〖 上手な穿刺 〗とは、どんな穿刺だと思いますか? ・・・ ばじる🍃も常々、穿刺が上手いとは、どうゆうことなのかなぁ。。。と、考えます。 針が血管内に留置できたらそれだけで上手といえるのでしょうか。成功といえるのでしょうか。患者さんが痛くて叫んでても…? まぁ、透析の針は、採血用の針とは違って血液をとるために太くなってますし、その針で刺すわけですから、そりゃ普通に考えても痛いものですよね💦 患者さんから、たまにお

          上手な穿刺とは。 ~穿刺について考える~

          見るか、見ないか。

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 透析室で勤務していると日常的に登場するエコー。 エコーをお友達にして、穿刺に挑む日常もありますが、このエコー、ばじる🍃が就職したての約20年前は、今みたくエコーなんてほぼみることがなく、ほぼほぼすべてブラインドで穿刺を行っておりました。今となっては普及率もアップしてだいたいどこの施設でもあるものなのかと思います。 ブラインドで行う利点としては、ささっと穿刺に時間がかかることなくすぐ終わるかと思います。 一方で、エコーで血管内や血管

          見るか、見ないか。

          敵(ではないですが💦)を知る。

          ばじる🍃です。よろしくお願いいたします。 前回までは、処方について、簡単にまとめてみました。 さて、今回からは技術編ということで、透析とは切っても切れない関係である穿刺についてまとめていこうと思います。 なんでもそうですが、穿刺についても世の中にはたくさんの本が出版されていて、ネットでググればこれまたたくさんの情報がヒットしてきますね。 ばじる🍃も今でこそ、あまりそういったものをみることはなくなりましたけど、(でも、まだまだ見返すときもあります)それでも若かりし頃は穿

          敵(ではないですが💦)を知る。

          処方薬 ~透析全般にかかわる処方(透析前、透析中、透析後、処方薬)~

          ばじる🍃です。宜しくお願い致します。 さて、今回は『 処方薬 』について、です。 透析患者さんが飲まれている薬について、簡単ではありますが、まとめてみたいと思います。 透析のみでは、腎臓の働きを完全に補うことができないため、薬の力を借りて補います。 どんなお薬を飲まれているのか、(投与されているのか)。。 主に、以下に示すようなものがあります。 💊造血剤 腎不全の患者さんは、その名のとおりで、【腎臓が不全状態】のため、腎臓で造られる赤血球の産生を促進するためのホ

          処方薬 ~透析全般にかかわる処方(透析前、透析中、透析後、処方薬)~

          まずは背景を把握しましょう。【透析条件設定】~導入時・維持期などで変わる処方、条件設定方法、設定時に考えるべきこと~

          ばじる🍃です。宜しくお願いします。 前回までは、透析に関わる装置について、まとめてみました。 さて、ここからは透析を行う上で考えるべきことについて、書いていきたいと思います。 透析を導入される患者さんと、維持透析患者さんとでは、透析を行うにあたっての条件といったものが変わってくるかと思います。 条件を考える前に、まずは患者さんの背景について考えてみたいと思います、 🔵導入期について 導入の患者さんは、どんな状態なのでしょうか。溢水状態で呼吸状態が悪いだとか、Kが高

          まずは背景を把握しましょう。【透析条件設定】~導入時・維持期などで変わる処方、条件設定方法、設定時に考えるべきこと~