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軌跡1 ~殺人未遂とおなら事件~

誰しも一人一人それぞれの歩いてきた軌跡や
それぞれのドラマがある。
これはクソだらけの私の軌跡のページ。
クソだらけの人生を歩くつもりは無かった。
だけど、いくつもの選択肢があった中選択し
自分が決めた道はほとんど全てクソ過ぎた。

貧乏な家庭に生まれた私、バカ子は
生まれた時から両耳に障害をもち
聴覚障害者として
とある団地に両親と兄と暮らしていた。

当時障害者手帳6級所持。

その頃の幼い私は呑気に
自動販売機に玩具のお金を入れて
ジュース買えなくて泣きべそかいたり
公園で花輪作ったり鉄棒したり
おもらししたり。障害はあれど
普通だったと思う。

(・ω・)多分ね···?



毎年のクリスマスに
折り紙だけ貰って泣いていたくらいのと
貧乏だったけれど
毎日のおやつで保険に務めていた
母が会社から貰ってくる、ムーミンの飴玉を
頬張って幸せを感じていたのを覚えている。

(;∀;)折り紙の理由は悪い子だったからみたい

日常は兄と兄の友達にからかわれたりして
兄弟喧嘩が絶えなく
兄妹喧嘩で私が怒ったら
兄のスーパーファミコンのソフトを
窓からポイっと落としてぶっ壊したり
ゲームのセーブデータを消したりする日常。

(◉ ω ◉`)ノ⌒゜ポイッ

普通だった日々も歯車が狂う───────

兄と兄の友達が毎日のように
からかい、いじめてくるそんなある日
度を越したかのように酷かった時。
プツンと何かが切れた。
積み重なった怒りは突然やってきた。

湧き上がる抑えきれない怒りと
苦しみにもがいた先に見えた物。

兄と兄の友人を殺さなきゃ·····そう思った。
多分衝動的なものだと思う。

イケナイ事と分かっていたけど
だけど限界だった。芽生えた殺意を
抑える事ができずに引けずに握った包丁。

そこからただ覚えているのは
逃げる兄と兄の友人。
包丁を振り回していたら
帰ってきた母に取り上げられて
思いっきりビンタされて
幼いながらの犯行は
母のおかげで未遂に済んだという事。

(#)Д`;;)イタイ!!!

人間は思いつめられると何でもしちゃう
生き物なんだなとその頃から痛感。

何故そのような行動を取ってしまったのか
今となっては馬鹿らしいことだけれど

ただ苦しかった。辛かった。
からかわれるのは嫌だったんだ。

(ノ・∀・)ノ=●ウソコー!!

しかしそのおかげで日常の
いじめは減ったから良かったのかもと
思う私もいるから不思議な感じ。

そんな私の学校のテストはいつも
ドラ〇もんの〇び太君みたいに
100点を取れずに母に落胆される出来損ない。

(;∀;)100点とかまぼろしーっ


兄と兄の友人以外では
その頃の学校でのいじめは無くて
ろう学校じゃなく普通の学校だったけど
何も問題はなかったし

難聴だって補聴器をしていれば
不自由なかったし十分だった。

この時に、更にやらかした事といえば
母のへそくりの1万円を見つけて
任〇堂のミュウ〇ーの玩具とおやつを
こっそり買ってビンタされた事くらいで
この先に起きることに
比べたらまだマシなクズだったかもしれない。

(*`ω´*)ドヤッ

そんなクズなクソガキの私に
天罰がくだったかのような
出来事が襲いかかる。

そんな悪夢の出来事は小学3年生。

豚とカバを合体させた女の子が転校してきた。
でも新しい人が来た事に皆テンションMAX。

(席は私の前か~仲良くなりたい)と私も
意気込んでいたものの数分後の
授業が終わった時間になった時のこと。

(何か前からクサい匂いがする)
そう思ったのもつかの間で
転校生が「何かクサい!!」といきなり声をあげた。

何鼻をつく匂いに顔をしかめながら
私は転校生が転校初日からおならをしたのを察知していた。
だが転校生はそのおならを
後ろにいた私にイキナリ擦り付けたのだ。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

当然、もちろん私はオナラをしていないから
「私じゃない!!」と必死の抵抗をした。

なのにそんな抵抗は虚しく障害者だけではなく
オナラ女のレッテルを貼られた。

とりあえずオナラは教室に充満するほど
異常にクサかった。

「くっせー!!あはは、バカ子おなら虫」
やってもいないオナラで教室の皆の態度は激変。
皆のからかう笑い声が響き、あの時の
転校生の匂いはそう。
とりあえず強烈だったのは覚えている。

0(:3 )~ =͟͟͞͞('、3)_ヽ)_ 昇天

やってもいないオナラのせいで
段々頭が真っ白になった。
この時の記憶をほぼ
忘れてしまうくらいに辛かった。
皆の冷たい視線も笑い声も痛かった。

罪を擦り付けた犯人である転校生も
笑いながら私をけなしていた記憶や
ハブられて誰も助けてくれなかった光景は
未だに鮮明にやきつけられている。

そんな中、丁度この時
父の転勤の話が出ていた。
だから迷わずに私は「転校したい」って
父にお願いした。

すると数日も経たずに親の転勤が決まり
私は逃げるようにその小学校にサヨナラ。
転校生は最後まで私と目を合わせる事は無かった。

最初で最後であろうオナラで泣いた時期だったと思う。

私はその小学校から逃げる事ができてホッとした。

だけど、それからのクズな出来事に
転校しない!負けない!!という気持ちがあれば
今よりはマシな人生だったのかなと思いつつ

はじまりに過ぎないクソな軌跡は続く。

    ___ハ__
チャ  、____丿
 チャ  ゙゙( ゚━゚)  アミーゴ
  チャ /゙゙゙c○c○)) アミーゴ

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