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キリマンジャロ登頂!1日目

サファリに続き、キリマンジャロ山登頂に5泊6日(マチャメルート)で挑戦しました!
キリマンジャロ登山"こういう感じなんだー"と知っていただけたら幸いです!

キリマンジャロ山について

"キリマンジャロ"と聞くと多くの方がコーヒー豆の産地かな?と思うと思います。もちろんこれは正解で、キリマンジャロ地区のあるタンザニアはもちろん、隣国のケニア、ルワンダはコーヒーの産地になります。

世界には七大陸ありますが、キリマンジャロ山はアフリカ大陸の最高峰です。その高さはなんと5,895mです。富士山の標高が3,776mなのでヤバさが分かりますね笑 山に詳しくないのでよくわからないのですが、"山脈に属さない独立峰としては世界一の高さ"だそうです。

なぜキリマンジャロ登頂?

所属していたNGOの活動が週4日で、週に3日ほど自由時間がありました。休みの間のアクティビティとして提案されていたのが、サファリとキリマンジャロ登頂でした。

キリマンジャロ登頂はルートによりますが、今回登るルートは6日間でしたので、休みを調整すれば行けるよと言われ、挑戦してみたいなと思うようになりました。

キリマンジャロ登頂をネットで調べると、登山好きの方が結構行っています。しかし、日本からタンザニアはなかなか遠いので、最短でも8,9日のかなりの強行スケジュールだということに気づきます。ツアーでも、自己手配でも結構なお値段で、タンザニアにいる今を逃すと、登山ガチ勢でもない私は一生登らないだろうなと思いました。

もともと運動が好きな私は、富士山さえ登ったことはありませんでしたが、なんとなく面白そうだから、今しかいけないんだったら挑戦しない理由はないなと感じ、キリマンジャロ登頂を決意したのでした。

登頂に向けた準備

普段登山をしないので、装備はほとんどありませんでした。持っていたのは数年前に買ったマウンテンパーカー、ユニクロのウルトラライトダウン(山装備ではない笑)、屋久島に行った時に買った薄手のレインウェア(足用)、旅行用に買ったバックパック(下のようなやつです、古くて見つからなかった)くらいでした。

キリマンジャロ山の麓にあるモシという町では、登山用品のレンタルができるお店がたくさんあります。私が参加したツアー会社もレンタルをやっていたので、そこで一式借りました。(色んな人のサイトを見て、どれが必要なのかなとか、持っていった方がよかったものみたいなのをたくさん見ました笑 自分は結構心配性のようです笑)

レンタルした装備はこんな感じです。

他にもポーターに持ってもらう用のダッフルバッグ(40L?)、
登山靴、歩く時用のポール、ゲイター(雨よけの足に履くやつ)などを借りました

一列目、左から、山頂アタック用の厚手のフリース、山頂アタック用の厚手のズボン、山頂アタック用の足インナー
二列目、山頂アタック用の手袋(使わなかった)、寒い時用の薄手の手袋、寝る時用の靴下(めちゃ重要!)、山頂アタック用の薄手の靴下、山頂アタック用の厚手の靴下、山頂以外の靴下(雨季で濡れると嫌だなと感じ、レンタル含め計6セット持っていきました)
三列目、ポンチョ(おすすめ)、ボトル(1L*2、絶対必要です)、山頂アタック用帽子(耳が隠れればなんでも大丈夫だと思います、厚手だとなお吉)、首&口元を隠す伸縮性のあるやつ(日焼け止め、寒さ対策色々重宝しました。おすすめ)

といった感じです。自分で持っていった装備は
・マウンテンパーカ(ゴアテックスの高かったやつ、初めて山で使いました笑)
・ユニクロウルトラライトダウン
・薄手の足用レインウェア
・ユニクロの薄手のフーディー
・Tシャツ3枚(速乾のもの1枚含む)
・上下インナー3セット
・速乾生地の短パン
・靴下3セット
・タオル(大、小)
・お菓子(しょっぱいもの、甘いものかなり多めに)
・ペーパー類(トイレットペーパー、ティッシュなど)
・ウェットティッシュ(何かと便利です)
・日焼け止め(雨季だったのであまり必要なかったですがMUSTです)
・サングラス(こちらも必要です)
・バッテリー(当たり前ですが、山中では携帯の充電できません)
・ヘッドライト(テント内での明かりにも使うので、予備の電池はモシで買う/持っていきましょう)

などでしょうか。意外と初日の夜から寒く、寝る時用の靴下がかなり重宝しました。ガイドのアドバイス通り用意しましたが、借りた時は「いやいや、いらないでしょ笑」とか思ってました。(登山に慣れていない方は)必要と言われたものは持っていくことをお勧めします。

レンタルショップの様子
かなり充実していました

服に関してですが、初日の夜から結構冷えて、初日に着た服でさえ翌朝になっても乾きませんでした笑
匂いを嗅いで臭くない&濡れてなければOKという謎基準で服を着ていました笑
というより、ガイドもポーターもおそらくずっと同じ服だったので、みんな臭いから色々気にしなくて大丈夫です(???)。

ちなみに、レンタルの場合登山靴に関しては、かなり慎重に選んだ方がいいと思います。しっかりと靴を結んで歩いたり階段を上り下りして、当たっている箇所がないか?、違和感がないかに注意して履き比べましょう。少しでも違和感があったら、間違いなく問題が起こると思います。遠慮せずに時間を取って、違和感があったら違う靴を試したいと申告しましょう。ここでもガイドがおすすめする靴(会社、ブランド)は間違いがなかったです。4,5足出してもらってようやく良いのに出会えました。

いざ登山開始

少し話が逸れてしまいましたが、登山用品をレンタルし、登山に必要のないものはポーターに預ける用のバッグに詰め込んで、出発準備します。

出発前の様子
ランチボックス、登山靴、水、バックパック(+ポール)、レインウェアなどが映ってますね
陽気なポーターたち
ポーターたちも写真を撮りあっていて、楽しんでいました

チーム編成ですが、左からガイド(Thomas)、クック(Nicholas)、ポーター4人(Goody,Gea,Robinson,Max)の6人がチームでついてくれました。ポーターは食材、テント、ガス、自分の荷物を持ってくれます。日によっては自分より遅く出発して、自分より早くキャンプに到着してテント設営をしなければいけないので、かなりハードな仕事です。尊敬です…。

出発直後の様子
頭に重い荷物を乗せて運んでくれます
彼らなしには登山者は登頂できません

キリマンジャロ登山で世界旅行???

マチャメルートは1,800mからスタートし、5,895mの山頂を目指します。
標高によって生息している植物も変わっていきます。
1,800mなので二つ目から始まりましたが、5変化を登山中に楽しむことができます。

Rainforest(熱帯雨林)→Moorland(荒地)→Alpine desert→Antarctic(南極)と遷移していきます。
そのため、登山することが世界旅行をしていると同じと言われいているようです。これから上げていく日記の様子を見ていくと、標高が上がっていくにつれて、景色が変わっていくのがわかると思います。

1日目の行程

初日は1,800mから1,200m up、12kmの道のりをひたすら登っていきます。登山靴は納得いくのを選びましたが、かなりハイペースで歩いていたこと&靴紐の結び方がきつかったからか(2,3回結び直したが変わらずで断念)、後半、左足首がかなり痛みました。我慢できるレベルの痛みだったので、そのまま歩き続けました。2日目では出発前にしっかり確認しようと誓いながら、延々と無心で歩き続けました。

後半1,2時間は結構辛くなってきて、足に筋肉痛のような症状が出てきたり、腰が痛くなり始めました。筋肉痛の症状に関しては、酸素が薄くなってきたからなのかなと感じました。

初日のランチ
めっちゃ豪華!銀色のはチキンです!
出発直後にランチを取ってました
ガイドはポーターにランチを分けてました
2~3時間歩いてたどり着いたトイレ
ずっとこんな感じのトイレです
トイレットペーパーは持参しましょう
午後2時に出発しましたが、午前出発のグループに追いつきました
かなり早いペースだったようです!
The 森の中という感じで、雰囲気は少し屋久島に似ていたかも?
途中kiwiのような鳥さん、鹿がいました
初日は、2:00pm登山開始→7:00pmキャンプ到着でした
翌朝、ガイドと一枚
お湯が入ったフラスクが最初に提供されるので
コーヒーや紅茶(ミロもありました!)を飲みながら夕飯を待ちます
スープから始まります
フィッシュ&チップス、野菜群でした
量が多いのですが、今後のために可能な限りお腹に入れます!
このようなテントに泊まってました
快適でした!
チームのテントの様子
6人が互い違いに寝袋で寝てれるくらいのスペースでめちゃせまでした!
詳しくは3,4日目の日記で!
朝は霧、雲がなくて絶景です!
遠くに見えている山は山頂ではないです笑

登山1日目を終えて

夜が予想以上に冷えて(息が白くなってました)、かなり厚着をして寝ました。
寝袋もいもむしタイプのやつでいたが、チャックを全部閉めてても足が冷たくて就寝用のモコモコ靴下なしでは寝られませんでした。

流石に夜はすごい疲れてて、ノートで手書きで感じていることを書いて寝ました。天気は日中はずっと曇っていたり、時々雨が降ったりという感じでしたが、夜は晴れていて、とても綺麗でした。歯磨きをして、凍えながら、綺麗な夜空を眺めていました。

初日はこのような感じでした!
6時起床だったので11時とかに就寝し、7時間寝ました!

二日目に続きます!

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