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侮辱罪の厳罰化について。

タレントのryuchellさんが27歳という若さで亡くなった。 自殺とみられている。ネット上での誹謗中傷やホルモンバランスの乱れなど、様々な原因が考えられるようだ。

昨今、ネット上での誹謗中傷が特に酷い。容姿や過去の言動などを持ち出して、条件反射で言いたい事をぶちまけている。その誹謗中傷は、世の中にとって何の意義も価値もない。言われた人がただただ傷付き、嫌な気持ちなるだけだ。

芸能人だからとか、顔と名前を出してるから、何でもかんでも言われるのは当然といった風潮があるが、それは間違っていると思う。

インターネット上での悪質な誹謗中傷は社会問題になっているが、その対策として、2022年7月改正刑法の一部が施行されている。侮辱罪の厳罰化である。これまでの侮辱罪に、懲役刑と禁錮刑、罰金刑が追加された。

法務省より侮辱罪改正の概要

つまり悪質な誹謗中傷をしたものは、1年以下の懲役もしくは禁錮、もしくは30万円の罰金が課される可能性があるのだ。

恐らくどれだけ注意喚起しても、残念ながら悪質なネット民は消えない。厳罰化などを契機に多少なりとも改善する方向に進めば良いなと思う。

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