2023/12/22 納め始めていますね

今日は10時ころに起きた気がする。いやはや、昨晩は飲みすぎでありました。これはよくない。6時頃にしょんべんに起きたんだが、その時もまだ酒が入っている感覚があったんだが。よくないぞ!水をがぶ飲みした。

今日の予定は毎月恒例の漫才協会の若手が集まって行うライブ、漫才強化若手会である。大人気イベントである。今日もお越しいただいた皆様には感謝の気持ちをお伝えしたい。良いクリスマスをお過ごしください。

私はキリスト系の幼稚園へ行った。姉の二人は仏教系の幼稚園に行った。正月には神社へ初詣に行き、親戚縁者が死ねばお寺さんでお経をあげてもらう。姉や友達の結婚式はチャペルで行っていた。私はモスクを見学しに行ったこともあるし、イスラム教徒が営む飲食店でご飯を食べたこともある(ここら辺は弱い)。四国遍路もした。見る人が見れば恐ろしくてたまらない存在だろう。
お前は何を信じているんだ。信じるものはないのか。

日本人はこれといって信じている宗教がない人が多いとはよく言われたものである。しかし、これはチャンスでもあると私は思っている。基本的に何も信じていないというスタンスは常に物事を疑う姿勢が養われはしないだろうか。

ある宗教では、我々の信じるもの以外を信じる者は人にあらずと考える宗派もあるそうだ。この考えには賛成しがたいが、この考えを持つことに本人には責任がない。その宗教においての神がそう言っているのだから、疑う余地もないのだ。
日本人の「普通」の感覚で言えば、食べ物を踏んづけたり投げたりと言うのは笑いづらい。顔面パイという罰ゲームでは、あれは食べてもおいしくなさそうな見た目、顔に投げつける用のものだろうなと思える見た目をしているので不快感は和らぐ、が昨今はかなり厳しくそれでもクレームは来ているそうな。

しかし、どうだろう。いやいや、食べ物とそれ以外のものはどちらも人間が意図的に作ったものなのだからそこに境界は無く、投げようが踏んづけようがどうでもいい。
おにぎりで野球をしようが、スイートブールでサッカーをしようが自由だと考える人がいてもおかしくない。我々日本人の多くは無自覚に信じるものがあるということだ。
ただ、おにぎりベースボールをしている人がいても、こら!やめなさい!とわざわざ言う人は少ないだろう。そういう感覚の人もいるかもしれないな、仕方ないなと、自身の考えを疑うことが多かろうと思う(データは無し)。
しかし、これがどうだろう日本人の多くが信じる宗教があったとして、その宗教の神が「おにぎりで野球をするべからず」とおっしゃったとしよう。
もし、ライスボール・ベースボールを目撃すれば、自分の信じる神を馬鹿にされていると思い、暴力もいとわないだろう。
行動規範を唱える宗教が日本の国教であると示されていないことで、常に何かを疑ってみる姿勢が養われやすい環境にあると私は考える。
自分でも何を言っているかわからなくなってきたのでこれくらいにする。

何が言いたいかと言えば「クリスマス」に対する疑いの目を日本人の多くは持っている。もちろんキリスト教徒が行う儀式としてのクリスマスを疑うことは無い。日本のメディアが取り扱う、まさにカッコつきの「クリスマス」を疑っている。結局は広告会社の懐を温めるための戦略だろうし、お金儲けの道具だ。わかってはいるが、友達からパーティに誘われれば断りづらいし、恋人と過ごすのは本来のクリスマスではないとわかってはいるが相手がブチギレてきそう、家族と過ごそうにも翌日は普通に仕事だから実家に帰るのは難しい。クリスマスは日本には合わないな、ストレスの爆弾が12/24・25には設置されているのだ。やめようじゃないか。
私はキャンドルを灯してワインを飲み、メッカの方角に置いた神棚にひざまずいてお経を唱えようと思います。

なんか話が長くなった。よくわかんないな。頭が痛い。頭痛が痛い。
日記に話を戻せば、なんだかんだぜんぜんネタができていなかったのでずっとパソコンに向かっていた。16時ころに家を出て17時ちょっと前に会場に着いた。まだどなたもいらしてなかった。17時からネタ合わせの予定だったが田川くんは17:15に来た。ペナルティ1である。

ほどなくして出演者が続々あつまる。当然ミーナ先生の騒動がメインの話題である。うーん。いろいろと思うことはあるけども正しく火中の栗であるから触れないほうがよかろう。
ただ、これを読んでいる人にだけは真実を伝えよう。本当の黒幕は漫才56号の宮崎さんである。

いやちょっとまって、そろそろしつこいよ、笑えねえよ、とお思いの方もいるだろう。でも、本当だから言いたい。私は今、となりのトトロのメイちゃんと同じ気持ちだ。どれだけ本気で自分の見た「トトロ」の存在を説いても誰も信じてくれない。子供の夢想、妄想であろうと一蹴される。とても悲しい。
「となりのトトロ」を見ているとき、あなたはメイちゃんを可哀そうだな、なんで信じてやらないんだと怒り、やるせなさを感じたはずだ。そのときの気持ちを忘れないで。あなたは大人になった。

さて、ライブは今日も大盛況である。2023年の漫才強化若手会はこれにて終了である。来年も行われる予定なのでぜひお越しください。
正直な話をすれば、この会はめちゃくちゃ面倒くさい。なにが面倒くさいかって、新ネタを二本作らなければいけないことだ。
一応、この会の発足当時に漫才56号の堀江さんが「爆弾世紀末は時事ネタだから新ネタ二本になるとは思うけど」とおっしゃっていたらしい。それを私は「全員が新ネタ二本のライブ」と勘違いしてしまっていたようだ。ちょっとがっかりであった。
ただ、最初はアリネタをやってばかりだった方々も、新ネタをやってくれるようになっていったことには感動した。これはやはりライブの熱量が高まり、共鳴しあってこうなっているんだと思う。
最初のころ、何度とんとん拍子さんの「ネギがにゅるにゅる」というくだりを見ただろうか。いまや、ネギがにゅるにゅるはやっていない。
俺は今、猛烈に感動している。ジャイアンツ帽をかぶり、目の奥で炎が燃えながら涙を流している。さながら星飛雄馬のような出で立ち。←これ結局名前を出してしまうところがださい。そんなものは感じ取った人だけが感じればいいもんだろ。ああ、ださいださい。

さ、とにかく盛り上がった。私は昨晩のあばれを引きずって体調が悪めでしたのでそのまま帰宅して24時前には眠ってしまった。

来年も漫才協会の若手をよろしくお願いいたします。

今日面白いと思ったことは「でも、たまにはネギニュル漫才をやってもらいたい。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。