スケべニンゲン。

こんなふざけた名前のお店があるのか。
いつしかの「マツコの知らない世界」で銀座グルメ特集が放送されたときに、このお店が紹介された。ふざけた名前だがパスタは美味しそうだな〜ってこの時は思った。

そしてとある日の休日、銀座に来てランチをどこで食べようか悩んでいた。ネットで探しているととあるお店の名前が視界に入った。

スケベニンゲン。

どっかでこの名前聞いたことがあるぞと思い出していたらマツコの知らない世界で紹介されていたお店であると思い出した。

名前のインパクトやコスパの良さ、そしてなんとなくパスタを食べたい気分であったことから「スケベニンゲン」に向かうことにした。

お店は銀座駅から徒歩５分くらい、松屋通りに面していて、あづま通りと銀座三原通りに挟まれた場所に位置している。お店は地下にあり1階にお店の看板や地下への階段にはお店の装飾がされているが、少し不気味さを感じ入るのに躊躇いそうな道である。

いよいよ入店。

席に座りメニューを見てみると、ランチのメニューはパスタしかない。しかし種類が多すぎる！
なんと５５種類ものパスタがあるそうだ。よく聞く名前や、「マンマの怒ったパスタ」、「ニコラさんのほほえみパスタ」などなんじゃそりゃという名前のものまで。名前の下に商品説明があるので想像はしやすい。

今回はお店の看板メニューとも言われている「フリッタータ」、「トロカツオとフレッシュトマトのパスタ」、そして相方は「ティンダリのカルボナーラ」を注文しました。２人なのに３つパスタを頼んだので店員さんは困惑してました...笑

パスタが来るまで「スケベニンゲン」とはなんのことかを考える。するとテーブルのランチョンマットに答えが！
どうやら「スケベニンゲン」はオランダの地名らしい。そういえばオランダのサッカーチームに「フローニンゲン」というチームがあったなと思い出す。どうやらオランダには「ニンゲン」という地名が数多くあるのか？？？というか、パスタ屋なのにオランダなんかいって感じです。

そんなこんなでパスタが到着。めちゃめちゃ美味しそうです。

まずは自分が頼んだフリッタータを食す。濃すぎないミートソースとほのかに感じる卵、チーズの感触がたまりません。焼き具合も抜群で焼き目が美味しすぎました。

次にトロカツオとフレッシュトマトのパスタ。強めのにんにくを感じながらも味付けは塩とオイルベースなのですんなり食べれます。こういう塩とオイルベースのパスタが大好きなのでたまりません。

相方が食べているカルボナーラも少しいただきました。これまでに感じたことのない強さのカルボナーラです。結構濃いですがめっちゃ美味しい。

どのパスタも美味しすぎます。やはり自分が頼んだフリッタータが一番お気に入りです。どのパスタもクオリティが高くて今までたくさんのパスタを食べてきましたが、一番美味しいかもっと感じるくらいすごく感動しました。

他にも気になるパスタがたくさんあったのでまた行きたいです。というか弟子入りしてあんな美味しいパスタが作れるようになりたい...

それにしてもスケベニンゲン、良い響きだ