暴露大学の今回のテーマはFランク大学。そもそも何でこれを取り上げなかったのか、と思ってしまうくらいであるテーマ。

Fランク大学

Fランク大学は「要は入るのに何もいらない大学」である。誰でも入れる。どのような状況なのは、私にはにわかに信じがたいが、Youtuberや記事で説明をしていただけていることが正しいとして続ける。

このサイトとかを参考していただきたい。要するに滅茶苦茶である。

大学としての体をなしていない

要するに大学という名は冠しているものの「大学」の体をなしていない状況になる。そして卒業して「大卒」となってもこのような人材ではまず採用されることはない。入ってもFラン。出てもFラン。なにもいいところは無いし一生Fラン卒のペナルティーを背負い続けて生きていく。

奨学金を「借りて」Fランに進学

なんと日本学生支援機構は学生を「支援」したいようでこんな入る前も入ってからも出てからも悲惨なFラン大学への進学のために奨学金を「貸してくれる」ようである。なんか進んで世の中を知らない学生と（その親も含めて）ハメようとしているようにすら感じられる。

卒業して超マイナスから社会に出る感じ。もう出ないのか。

Fラン大大学院

東大の大学院ですらアレなのに、Fランで大学院に行くとか、本当に何をしているのだろうか。マイナスにならないだけ、まだニートの方がまだましなのではないか。

Fラン大生の卒業後

Fラン大学を卒業してもまともな就職先はない。就職先がないなら起業しろ？さらに破滅するじゃないか。底辺に投資なんて望めない。底辺は底辺らしく、底辺労働をすることになる。

何故潰れないのか？

そんな中、何故潰れないんだろうか？不思議じゃないか。生徒も来ないし壊滅的な環境。教員も嫌がる。定員割れでもゾンビのように耐えていて、なかなか連鎖倒産のようにはなっていない。

既得権益保護施設

Fラン大学を存続させることで得をするのは誰であろうか？もちろん経営者と在籍する教員である。この既得権は失えないのだろう。学生も以下のような利点がある。

福祉施設

掃き溜めのような生徒。生徒にも二種類いるようで、純粋にやる気がない奴と、やる気満々なくせに何もできないやつ。どちらにせよ徹底的にダメである。そんなダメな奴にも「大学生」という肩書を与える役目がある。親としても「息子を施設に入れる」よりは「息子は大学生」の方が対面も保たれるであろう。

しかし卒業もなかなかできないようであるが、卒業をしてもFラン大学卒では話にならなく、就職も出来ない。まあそんなことFラン大学に進学するような学生は知らないのだろうけども。日本における大学の最大の効果は学歴身分フィルターを突破できることにある。しかしFラン大学では学歴身分フィルターは通過できない。では、このプロセス自体に価値があると考えるのが自然である。

社会から見れば、こういう人材も必要

潰れないこと以上に、そもそも社会の構造を考えると、こういう人材は世の中的に必要である。競争がある以上、敗者が必要である。全員は勝者になれない。一定数の敗者は世の中に必要である。こういう敗者の立ち位置を積極的に担ってくれる存在としてFラン大学の学生は必要である。踏み台、負け犬、咬ませ犬。ヒエラルキーの最底辺をずっと這ってくれる人材。「あう言う風にはいけません」という理想的なダメなモデル。反面教師。子供から見ても「あれにはならないようにしよう。」学校も予備校も「今勉強しないとFランだぞ」と脅し文句にも使える。底辺の地盤固めである。

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