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リフォームをするなら

こんにちは。

人生における転機や、経年劣化がきっかけでリフォームを行うことがあるかと思いますが、私たち業者の立場からは、ついでに別の場所も一緒に工事してしまった方が効率的だと提案することがあります。
実際にお金の面からも手間の面からもそれは正しい可能性があります。
ただし、そうは言われてもなんでもかんでも一緒にやるわけにもいきません。
やれるやれないに関しては、状況に応じて異なりますが、業者目線から出来ればと同時に実施することをお勧めする内容を紹介します。

・床の仕上げ
荷物を別の場所に移したり、仮住まい先に一度引っ越したりするのであれば、床に何もない状態とすることが出来ますが、こんな機会はそう訪れることはありません。
せっかく得た機会なので床の仕上げをやり直すことはお勧めできます。
仮に一部屋だけでもやる価値はあるかもしれませんが、他の部屋との差が気になることも考えられるので要検討してください。

・設備配管
もし、水廻りの設備類を全て更新される計画があれば出来るだけ配管自体も更新することをお勧めします。
特に築年数が多い建物で、最後の配管更新からかなりの年月が経っていれば更新した方が良いかもしれません。
配管は床の下にあることが多いため、設備更新だけでは配管更新が難しく、一部壁や床のを造り直す必要が出るかもしれません。
しかし設備更新してしまえば、おそらく短くても10年はそのまま使い続けることになるため、配管更新の機会はだいぶ先になってしまいます。
ですので、設備類の更新の際は合わせて配管更新もご検討ください。

・外壁、屋根など
もし足場をかける計画があれば、外部のあれこれは一緒になってしまうことをお勧めします。
足場設置は決して安くないので、設置して出来ることはなるべく全てやってしまうことをお勧めします。
外壁・屋根・外部コーキング・防水・雨樋など意外とやれることは多くなります。
一つ一つの工事で足場をかけていてはかなり経済的な負担が大きくなってしまうため、極力全てやってしまいましょう。

・軽微な電気工事
内装をリフォームするとき、大概壁仕上げまでは行うこととなりますが、仕上げる前は壁に穴を開けて修復するタイミングを設けることが出来ます。
コンセント・スイッチの位置や照明計画の変更をこの機会にやってしまえば、後で配線が露出しながら無理やり仕様を変える必要がなくなります。
あまりにも極端な変更であるとお金がかかりすぎるかもしれませんが、軽微なものであれば実施が可能かもしれません。
現地の状況は工務店に相談してみないとわかりませんが、検討するのはお勧めできます。

個別の事情によっては、さらに多くのことが出来る可能性がありますので、都度専門家に相談は必要になります。
しかし、せっかくやるのであればどこまで出来るのかを把握して、検討することでより良いリフォームが可能となります。
こちらご参考に検討してみてください。

では、また。

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