DSC05014ブレンカバー2

【最近買ったプロダクト・ブレン3C】

ゼブラのつくった新しいボールペン、『ブレン』
筆記時の振動制御に着目することで今までに無い価値を創出しました。

確かに数百円くらいの価格帯の筆記具を試すと、書く時にペン先が微妙に揺れるというか、遊びがあります。そうした、ユーザーの体験に大きなストレスを与えると思われる箇所を改善した、最近発売したばかりの『ブレン3C』三色ボールペンを購入してみました。

ブレン3C

ブレン_05のコピー

第一印象は、たしかにブレが少なくて書きやすい。しっかり紙と接地している感触を実感します。

色もパステルブルーなど春らしい明るいバリエーションもあります。
先端がシルバーのシボのついた外観になり、単色のものよりも高級感を感じますが、本体カラーによってはコントラストが強いといえば強いかも、、、

ブレン_03

単色のものよりもペン先を制御する設計は大変そうですが、描きやすさはほとんど変わりなくいい出来でした。

先端は円形、手元に行くに従って楕円になる大きな造形は踏襲しながら、3色を切り替える部分は、手に触れるパーツゴムにするなだ使いやすく工夫されてます。

ただ単色のものはノックカバー全体を押し込んでペン先を出す、という方式だったのに対し、3色のものは一部のゴム部分のみということもあり、使い勝手が異なります。多少戸惑うかも。

クリップ部分の遊びが少なくなり、しっかりと固定されるようになりました。この辺りは3色の軸を内部に収めるためにクリアランスが少なくなったからだと思いますが、結果的に良い方向に作用したのでは。

ブレン_04

先端が特徴的で、飛び出す軸を固定するための樹脂パーツが1mm程度の太さで周囲を囲んでいます。
本体色がブルーのものはブルーの樹脂がそのまま現れているのも面白い。

ブレン(単色)

ブレン_01

ブレン_02

先行して発売されていた『ブレン』単色のものはこんな感じ。

パーツが少ないので全体にシンプルにまとまっています。樹脂成形の精度があらく、所々にウェルドの跡が見えますが、価格からするとしょうがないところでしょうか。

近年普及したデジタルディバイスのスタイラスは、ペン先自体が無いので、振動しようがないのですが、それに慣れてしまうと、こういったブレないペン先のものしか使えなくなるかもしれません。

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