見出し画像

映像の軸とリズムを追求する― Axi(s)Rhythmの試み

この度Axi(s)Rhythm Film Meeting(アクシリズム・フィルム・ミーティング)というオンライン上映会を立ち上げました。
立ち上げるに至った経緯や思いはあるのですが、考えがまとまらないためChatGPTに「優秀なインタビュアーとなってください」と指示をして、インタビューを受けてみました。
文責はAxi(s)Rhythm主宰にあります。
なおChatGPTの発言については編集を加えています。
ちなみに当記事のタイトルもChatGPTに提案してもらいました。

ChatGPT:
オンライン上映会の立ち上げについてお話しいただけますか?
まず、どのようなアイデアや目標からこのプロジェクトが始まったのですか?

Axi(s)Rhythm(以下A):
上映会の名称は「Axi(s)Rhythm」と言います。アクシリズムと読んでください。
・映像を〈軸〉と〈リズム〉という視点から見つめなおしてみる。
・オンラインの利点を生かし、上映作品をベースとしながら作家と観客、作家と作家、観客と観客間の意見交換、交流を進めていく。
立ち上げるに至ったアイデアや目標は大きくこの二つです。

ChatGPT:
「映像を〈軸〉と〈リズム〉という視点から見つめなおす」というのは、どのようなアプローチを想定していますか?
また、映像作品におけるこの二つの要素に焦点を当てることで、どのような新たな発見や理解が期待できると考えていますか?

A:
現在、流通している映像の多くはストーリーが主体のものです。
しかも〈脚本〉に象徴されるような、言語により紡がれたストーリーです。もちろん、それを否定するものではありません。
しかし映像は単なるストーリーを伝える媒体ではありません。その証拠にストーリーの大半は忘れても、心に残る映画は存在します。
その心に残る感触が映像の醍醐味なのではないでしょうか。
映像が表現として成り立つ重要な要素として、ストーリーではなく「Axi(s)Rhythm」では〈軸〉と〈リズム〉という要素に注目してみます。もちろんこれも単なる入り口、仮説ですので固執するつもりはありません。要はストーリー媒体以外の映像の可能性、面白さを追求したいのです。

ChatGPT:
確かに、映像にはストーリー以外の要素が存在し、その要素が視聴者に強烈な印象を残すことがあります。
特に〈軸〉と〈リズム〉という視点から映像を考えることで、新たな発見や感覚的な体験が生まれる可能性がありますね。
それでは、「Axi(s)Rhythm」は、これらの視点からどのような作品を上映する予定ですか?

A:
まずは作品を公募します。条件は15分以内の映像作品、これだけです。
そこでストーリーのみの面白さではない、独自の〈軸〉と〈リズム〉を持った作品なのか、という視点で数本を選定し上映していきます。
ひとつの分かりやすい基準は「早送りで視聴すると、作品が全く成り立たなくなる」ことです。
ストーリーが主体の作品は、早送りや飛ばし見でも大体の内容は把握できてしまいますので。

ChatGPT:
素晴らしい基準ですね。15分以内の映像作品を公募し、その中からストーリーだけでなく独自の〈軸〉と〈リズム〉を持った作品を選定するというアプローチは、視覚的な表現や映像のリズム感に焦点を当てる素晴らしい方法です。
また「早送りで視聴すると、作品が全く成り立たなくなる」という基準も、時間芸術と呼ばれる映像の特性に寄り添っています。
これによって、より深い映像体験を提供できる作品を見つけることができるでしょう。
公募に関する詳細や応募方法などは、どのようにして発信される予定ですか

A:
現在のところは公式サイトを作成し、公募を開始しています。また最新、詳細な情報についてはSNSを通じても発信していきます。
X、Facebook、Instagram、Threadsに公式アカウントを持っています。
URL: https://axisrhythm.wixsite.com/my-site

X: Axi_s_Rhythm
Facebook: Axisrhythm FILM Meeting
Instagram: axi.s.rhythm
Threads: axi.s.rhythm


ChatGPT:
公募や上映会の開催に際して、特に注力しているポイントや挑戦点はありますか?
また、それらに対処するための具体的な計画やアプローチはありますか?

A:
映像の上映はVimeoを使用します。Vimeoは映像を観る際に早送りができない設定が可能ですので。
あと、初めにもお伝えしたようにオンラインの利点を生かして作家や観客の交流が進みやすいようにして、作品に対する様々な視点を獲得したいと考えています。
交流のツールとして、具体的には二次元メタバースの空間の活用を予定しています。
人見知りな方にとっても、オンラインという空間ではいくらか交流がしやすいのではないでしょうか。

ChatGPT:
視聴者が作品を途中で早送りすることができないようにすることで、作品をより丁寧に鑑賞してもらえるでしょう。
また、二次元メタバースを活用することで、オンライン空間上での交流や対話がより容易になり、観客や作家同士のコミュニケーションを促進できるでしょう。
特に人見知りな方にとっても、オンライン上での交流はより快適に感じられるかもしれませんね。
これらのツールを活用することで、より豊かな映像体験やコミュニティ形成が実現することでしょう。
次に「Axi(s)Rhythm」のプロジェクトにおいて、特に重要だと考えるポイントや、将来的な展望について教えていただけますか?

A:
「Axi(s)Rhythm」は映像について新発見をすることがあるかもしれませんが、むしろ映像を再発見、再発掘する場になるのではと思っています。
映画の歴史はしばらくは無音の歴史でした。それは映像のみでどこまで伝えることが出来るか、発明と改革と更新の歴史でもありました。
しかし、それはトーキーの発明、普及とともに一旦の終焉を迎えます。
「Axi(s)Rhythm」はサイレント映画の歴史を再始動させたい。ただ、もう映像が無音であった世界には戻れませんので、サウンドを伴いつつサイレント映画の歴史を再始動させる、という一見矛盾した状態になるのですが、そこに面白味を感じていただければと思います。

ChatGPT:
サイレント映画の歴史を再始動させるという考えは、非常に興味深いものです。
映画の歴史において、サイレント映画は革新と創造性の源泉であり、無音の状態で映像がどれだけ力強く伝えることができるかを示した重要な時代でした。
現代の技術と視覚表現の進歩を活かしつつ、サウンドと映像を組み合わせて新たな映像体験を提供することで、過去と未来を繋ぐ独自の世界観を生み出すことができるでしょう。
これは確かに矛盾した状態かもしれませんが、その中に新たな面白味と魅力が存在していますね。
それでは、「Axi(s)Rhythm」がサイレント映画の歴史を再始動させるという点について、具体的にどのようなアプローチや展望をお持ちですか?
映像とサウンドを組み合わせることで、どのような新たな映像体験や魅力を追求していきたいと考えていますか?

A:
サイレント映画の歴史を再始動させる、とちょっと大きなことを言ってしまいましたが、まずは映像主体の表現を注視したいと思っています。
言語に頼り過ぎない映像をピックアップしたいのです。本来、言語の文法と、映像の文法はまったく異なるものです。
しかし現在は容易に言語化できるストーリーに、映像が補助的役割を担う、という形態が、特に劇映画ではほとんどです。

映像とサウンドの組み合わせですが、サイレント映画と言っても無音の状態で上映されることは、興行においてはほぼ無かったと思われます。
そこでは楽器の演奏があり、日本では弁士という文化も発達しました。
ということで切っても切れない仲ではあるのですが、映像とサウンドの関係をもう一度丁寧に見直すことができればと考えています。

ChatGPT:
具体的に、どのような映像表現や技法を通じて、言語に頼らない映像主体の表現を追求していく予定ですか?

A:
上映会側としては作家さんに期待するしかないのですが、〈軸〉と〈リズム〉という仮の視点から、面白い作品、作家さんをどんどん紹介していければよいと思います。
あと言語に還元されやすい映像が溢れている昨今ですが、例えば字幕という手法が何故生まれたのか。歴史を紐解くと、サイレント映画を観られたことがあればご承知でしょうが、そもそも映像と、映像を説明する文字部分は完全に分けられていました。それは人間が本能的に映像と言語は別物だと理解していたからだと思います。
字幕やテロップの技術が発展して、同じ画面に同居することがかなりのレベルで行われるようになりましたが、そもそもは相容れないものであることは念頭に置くべきです。
また字幕が発展したのは、映像に音を入れることが可能になったトーキー以降の話です。映画から発せられる台詞が増えたためです。言語は確かに便利なものですが、それが映像表現の幅を狭めていることにつながっていないか、作家にも観客にも再考できる場所でありたいと思います。

ChatGPT:
映像がストーリーを語る際に、字幕やテロップが補助的役割を果たすことは一般的ですが、映像表現の本質を損なう可能性もあることを念頭に置くことは重要ですね。
「Axi(s)Rhythm」が映像表現の多様性や独創性を追求する中で、特に注力しているジャンルやテーマはありますか?
また、それらのジャンルやテーマを通じて、どのような新たな視点や感覚を探求していきたいと考えていますか?

A:
ジャンルやテーマというのは、「Axi(s)Rhythm」にとって注視する「軸」にあたる部分かと思います。
ただ一般的にはジャンルのみでは映像の軸としては弱いかと思います。恋愛もの、SF、時代劇というものがジャンルとして思い浮かびますが、作品を鑑賞する導入にはなっても、それが作品全体を支える軸になるとは考えにくいです。
とはいうものの、その常識もひっくり返してくれるような作品があるかもしれません。
テーマは強い軸になりえるかもしれませんが、ストーリーと同様に、テーマに重きを置き過ぎると映像は単なる媒体と化してしまいかねません。
ジャンルやテーマにはこだわりませんが、それらを軸とするなら映像が主体となる何らかのアプローチが欲しいですね。

ChatGPT:
「Axi(s)Rhythm」のような映像プロジェクトが、今後の映像業界やアート文化に与える影響について、どのような見解をお持ちですか?
また、このようなプロジェクトが映像表現や視覚文化の未来において果たす役割について、どのように捉えていますか?

A:
そこまで大きな存在になるとは思いませんが、ストーリーを主体とした映画を評価する映画祭、上映会はたくさんあります。
評価軸の違った「Axi(s)Rhythm」のような上映会が存在するのもまた面白いのではないでしょうか。
当上映会の性質上、実験映画的なものを多く扱うと予想しています。「Axi(s)Rhythm」を始めるにあたり、とある作家さんから「実験映画は新旧の技術開発に精を出している先鋭的領域であり、しかるべき場所で議論されたならば、学術論文的な側面すらもあるように思います。」との見解を頂きました。
まさしくその通りで「Axi(s)Rhythm」は映像の基礎研究にあたる役割を担うのかもしれません。
一方、私はF1レースを見てみたくもあります。例えばYouTubeなどのプラットフォームは一般道と言えます。一般道は歩行者もいれば、自転車、バイク、車も小型車からトラックとさまざまなものが通行します。「Axi(s)Rhythm」はレース場で、チューンナップされた最新のマシンを走らせるというイメージにもしたいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?