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GTDの呪縛!いつも「2分以内でできるなら今やる」が正解じゃない

Twitterで流れてきた友人のマンガ。読んで、そういえば自分も最近、おなじようなことを考えたなと思いあたった。


GTDの呪縛

僕のタスク管理の根幹には、10数年に学んだ「Getting Things Done」という手法が根づいている。

これは簡単にいえば「Inboxという箱の中に、頭の中のあらゆる物事を一度つめこんで、それからひとつひとつ整理しましょう」という内容だ。

考え方は部屋の掃除とおなじだ。

  1. 箱の中のモノをひとつ取り出す

  2. いる/いらないの判断をする

  3. 箱に戻す/ゴミ箱に入れる

  4. 次のモノをひとつ取り出す

という手順で掃除をおこなうのは非常に効率が悪い。

そうではなく箱の中身を一度ばらまいてしまい、それからひとつひとつ判断したほうがいいのだ。

大切なのは順序。まずは抱えているものを一箇所に集めて、判断はそのあとまとめて行う。

これがGTD(Getting Things Done)の重要な考え方。


「2分以内タスクはすぐやる」は時と場合を見極めろ

このGTDにおいて、整理の過程で「2分以内に完了できるものは、タスクとして振り分けるのではなく、今やりましょう」という教えがある。この教えは非常に重要だし、かなり役にたつ考え方だ。

しかし僕はどうやら、この「2分以内にできることは、今やろう」という言葉を、勘違いして身につけてしまったらしい。

本来GTDでは「(Inboxに入っているものを処理する過程で)2分以内に〜」という文脈だった。

しかし僕はこれを「(いついかなるときも)2分以内に〜」と、大きく解釈してしまっていたようだ。

タイミングが大切だったのだ。

「2分の割り込み」をいつでも許していいわけじゃない。ポモドーロテクニックで集中している25分間の中であれば、中断はあってはいけない。

どんな軽微なタスクであったとしても、それはまず「Inbox」に入れなければならない。そこですぐに処理してはいけなかったのだ。

中断を許すな!集中を途切らせてはいけない!

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