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人間の人格や心は幼少期に決まる。

さて、子育論には色んな考えがあり、どれが正しいのかなんて何十年も先のわが子を見てみなければわからない。

とっても難しい問題です。

里帰りで実家に帰ってからは、とにかく教育論について片っ端から読み、自分の子育てと言うものを模索する日々を送っていました。


とりあえず、わが子は男の子なので健康で元気に育ってくれればよいとは思っています。
まぁ、これは綺麗事でしかないのですが。
それ以上の事は出来るならば…期待程度に思っていましたが、
そうはいかないぞ…と最近は焦りも感じています。

人間の人格や心は幼少期に形成され、その後何十年という人生において、ほぼ変わらず持ち続ける部分ものになるということ。 そしてこの部分は、ほぼ100%親が育てていく部分ということ。

こんな教育論にたどり着きました。


こんな親が日本には多いイメージがあります。
(あくまでも個人的な見解です)

①幼少期は放任主義と言わんばかりに、「自分のペースで」「何事も個性」として子供の将来とは向き合わず、
義務教育になった途端、「なんでできないの?」「なんでやらないの?」とわが子を他人と比較し、受験戦争へと尻を叩く。

②教育ママと化し、生まれてすぐに予約入れないと入れない!
みたいな、英語教育とかに力を入れている保育園や幼稚園にわが子を入れ、
教育を外部に託して満足してしまう。
「両親の学力が低ければ低いほど、子供に幼少期から英語を習わせる」これは面白い統計ですが、よくよく考えるととても理にかなってる統計なんですよね。
※この辺は気が向いたらもう少し深く掘って書きます。


私は上記の両者どちらにもなりたくはないなと(笑)

英語に関しては、妊娠する前から
わが子には幼少期に習わせる気は毛頭ありませんでした。

私も学業に関しては、そこそこ優等生で生きてきました。
妹もそうです。姉妹そろって県で2番目の進学高に進み
そこそこ卒なく学問はこなしてきたつもりです。

妹は英語教育のさきがけのような年代で、私の両親も2歳くらいから妹には英語を習わせていました。
その時のことをどうだったか、と歳の離れた妹にふと問いただしたことがありました。妹の答えは「特にあの時の知識が定着して受験などに役に立った、と思ったことは全くない」というものでした。そして「楽しくもなかったから、今思えば時間の無駄だったかも」「今全然英語しゃべれないし、むしろ嫌い」と。


自主的に好んで学ぶことでなければ、幼少期の教育は親の自己満でしかない。


これだなと確信しました。


自主的に学ぶことをする子、学ぶことを楽しめる人格や心を幼少期に確立してあげることが、今私が母親としてしてあげれることなのではないか。
と思っています。

更に、ここでDV気質とかモラハラ気質とか、そういうメンタル的な人格の根源だったり、マザコンや共依存などの自立面での人格の根源も出来上がるのではないかとも思っています。

これは息子の将来を大きく左右することであり、
実は親の責任って考えていたよりも重いのでは…?


であれば・・・

将来どんな子に育ってほしいのか。

これを真剣に考えなくてはと思いました。

幼少期と言われる3歳くらいまでの間に人格が出来上がってしまうのだとすれば、わが息子はもう6ヶ月。。。

私が初めての育児でいっぱいいっぱいになっていて、そんな考えに向き合う余裕がないうちにもう1/6が過ぎ去った後…これは焦りますね。笑

ただ、考える余裕はなかったですが
生まれる前に生まれてきたらこうしよう!って少しだけ計画立てていたので
それだけはこなしていました。

ようやく育児のリズムも掴めてきたので、息子の将来について向き合う余裕も出てきました。

話を少し脱線させます。

私は運よく息子が4か月の時に保育園に受かり、4月から保育園に預けています。
「早すぎるんじゃないか?」「可哀そうじゃないか?」
はい。耳にタコができるくらい言われました。
「そんなに仕事が大切なのか?」とも。
男が「私と仕事どっちが大事なの?」っていう彼女の質問に、それとこれとは別物であり比較対象でない、というのと同じです。…多分。

経営者である以上、そして私の業種柄、私に人生預けて頑張っている子たちが沢山いるんです。息子を理由にそんな子たちを蔑ろにはできません。
私は常に仕事もプライベートも全力投球です!これに育児が加わったとしても、仕事もプライベートも育児も全力投球です。

「何かのために何かをあきらめる」

どうも、昔からそれだけは絶対嫌で全てを手に入れる。そんな性格の私です。

話は保育園に戻り、息子は春から0歳児クラスの一番小さい赤ちゃんとして入園しました。同じ0歳児クラスには、ほぼ1歳になる子もいて、小さい時の差は物凄いんですよね。本当に驚きました。息子がまだ寝返りも打てないのに、歩いてる赤ちゃんがいるんです!笑

「小さいときは早生まれは不利」これ納得しました。

今この瞬間をスタートラインとして比べるのであれば不利です。
まぁ、でもこの差は時間が経つにつれて勝手になくなるものであるとも思っていました。

が!!今ではこの環境に感謝しかありません。早く保育園に入れてよかった。

世の中の赤ちゃんが「生後一か月くらいになったら5分くらいずつから外に出して慣れさせていきましょう」という育児論の元で生活している中、
わが息子は生後一か月のときには、仕事復帰した私に連れられ
ガンガン外に出てましたし、色んな人に接しましたし、色んな場所に行きました。

これは本当に良かったと思っています。老若男女問わず色んな大人たちに、どこに行っても可愛がられ、抱っこしてもらい、沢山の愛情を頂きました。私一人では到底出来ない量のスキンシップを計れたと思います。

そのかいあってか、息子はとても体も丈夫に、そして何事にも動じない子に育ってくれました。仕事に連れて行っても、ほぼ泣くことがなく、じっと周りを食い入るように見る息子。たまに泣くと驚かれるくらい逞しい赤ちゃんでした。それは今も変わっていません。

そうやって大人の中で生活をしていたせいか、時折赤ちゃんであることを疑わざる得ない行動が多々あります。この辺のことはまた別の機会に書きたいと思います。とにかく本当に赤ちゃんの吸収率はスポンジです。

ただ、赤ちゃんらしいことに欠けていたんですね。
なので保育園に入園し、初めて自分と同じくらいの人間に沢山会い、
少し大きなお兄さんお姉さんにもたくさん会い、それはそれは刺激的だったことでしょう。4月からの息子の成長は目まぐるしいものがありました。
寝返りも、園でお友達のを見て学んだのか、入園後すぐ出来るようになりました。嫌がって飲まなかった麦茶も、お友達が飲んでいるのを見て飲むようになったそうです。これには驚きました。笑

真似をするお手本が、身近に沢山いるということです。
なので、

「小さいときは早生まれは不利」

これは、今では逆に息子の成長には有利なのではと思うようになりました。
仮に、まだ育休中だったり専業主婦だったりして私がずっと息子と2人でいる時間ばかりだったら、ここまで色んな刺激を受けることもなかったでしょう。

そして何より!私が保育園に息子を通わせだしてから思ったことですが、
24時間息子の世話に追われることなく、適度に仕事で息抜きしたりできるので、だらだらと毎日子育てをこなすのではなく、一瞬一瞬を全力で息子に向き合えること。これはとても大きいです。

育児疲れで寝不足、仕事に育児に家事にでストレスMAXの時の私の心の余裕のなさは、今思えば恐ろしいです。それが解消されたことだけでも、息子の人格や心の育成にはいい影響だと思います。

私が息子の将来を考える上で、一番大事にした保育園選びの基準。

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