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単語は食材、文法は盛り付け

言語学習をするときによく出てくる
単語量を増やすべき?
それとも文法を練習すべき?
私は絶対に単語量を増やす方がいいと思う。

単語と文法は、
食材と盛り付けに例えることができると思う。
食材だけでも食べることはできる
(=単語だけでもそれとなく意味を伝えることができる
盛り付け方を知っていても食材がなければ意味がない
(=文法がわかっても並べる単語を知らなければ意味がない

それに思い出してほしい。
私たちが流ちょうに話すことができる「日本語」
どうやって覚えた?
パパとかママとか、ワンワンとか…
そういう単語から学んだと思う。
赤ちゃんのうちから文法を教える家庭は少ないはず。

じゃあやっぱり単語量を増やした方がいいじゃん。

日本語で考えてみる。
外国人があなたに
「ドコ エキ シンジュク?」
と言ったら、新宿駅の場所を知りたいのだと予測できると思う。
「新宿駅はどこですか」と言わなくても伝わる。

中国語でもきっとそう。
「台北車站在哪裡?」と言わなくても
正直「哪裡 台北 車站」
この3つのワードが出てこれば、
台北駅を探していることが相手に伝わると思う。
(なんなら「台北 車站」だけでも伝わると思う)

じゃあ
「私はコンビニでコーヒーを買う」
は中国語でなんて言う?
文法で考えたら
S+在+場所+V+O
でも「私」「コンビニ」「コーヒー」「買う」
これらの単語がわからなかったら
文法を知ってても意味がない。
(答え:我在便利商店買咖啡)

もしあなたの言語学習の目的が
試験合格や正確さを求められるものならば
もちろん文法はすごく大事。
でもそうじゃなくて、
会話や生活で使うのが目的ならば
文法ってそんな頑張って暗記しなくてもいい。

それに単語をいっぱい覚えたほうが
相手の言っていることを推測しやすい。

それから単語を覚えるときはぜひ
日本語を介さずに練習して欲しい。
詳しくは下の記事で!


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