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TAKAO BGM - Stay Home Edit. by Keiichi (Live Event 大車輪) 公開

突然だが、僕は東京の高尾山麓に住んでいる。
そんな山麓タウンの高尾にフォーカスするブックレーベル、Takao Booksが主催するTAKAO BGM - Stay Home Edit.で選曲を担当させてもらった。
Takao Booksにも関係している高尾ビールの醸造長がお気に召したら、営業中のタップルームでも流れるかもしれない。そしたら最高だなあ。

以下、Takao Booksのインスタからの紹介文。

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Takao BGM vol.9 - Stay Home Edit
2019年創刊のリトルプレス “ふもとの暮らし たかお” で、高尾にちなんだ音楽を選曲し紹介する人気コーナー “TAKAO BGM”。 .
誌面を飛び出してイベントをしていましたが、昨今の事情によりステイホームなプレイリストを公開中。みなさまのご自宅でお楽しみ頂けます。
今回のセレクターはライブイベント『大車輪』を主催されている高尾在住のKeiichiさん。しかも無類のビール(&カレー)好きということでこの企画にピッタリ過ぎるくらいピッタリの方です。
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セレクターからのプレイリスト紹介文はコチラ→
窓から入る初夏の気持ち良い風。それを五感で受けながら高尾ビールを飲んだときの爽快感、やってやった感の爆発から誕生したプレイリストです。高尾山の清々しさや身近さもイメージしました。

Takao Books Presents : Takao BGM vol.9 - Stay Home Edit.
Selector: Keiichi

過去のアーカイブはこちら→
https://takaobgm.tumblr.com/

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太文字はTakao Booksによる僕の紹介文。なんだか素敵な感じにしていただき恐縮だ。ピッタリすぎるくらいピッタリとは、初めて入ったショップで試着した服がジャストサイズすぎて逆に怖いみたいな感じだろうか。
あと「無類のビール好き」と記載がある。僕のインスタには知り合いも呆れるほどクラフトビールの写真しか載せていないという事実が、爽やかかつキャッチーに収納された8文字だ。嬉しい。

お誘いいただいたTakao Booksのタムラさんとの出会いは、去年の9月に高尾ビールのタップルームがオープンした日に遡る。
ふらりと入ったタップルームに偶然僕の知り合いがいて、知り合いなんですと知り合いを紹介されて知り合いになったのがタムラさんだ。
知り合いが3組集まるとどうなるかというと、なんと知り合いになる。僕はこういう引きが割とあるのかもしれない。
タムラさんとはそれ以降はお会いできていないのだけど、すっかり酩酊していた僕はインスタのアカウントを聞き出していた。
そこからお互いの日常をちょいちょい覗いてメッセージを送り合うという、デジタルオンリーな仲である。

このTAKAO BGM - Stay Home Edit.は先月(4月)末に始まった。
初日に僕は「よし!勝手にプレイリスト作ってタムラさんに送りつけたろ!」と決意した。そこにオファーが来たから、嬉しさのあまり選曲に3週間かけた。

僕のプレイリストが公開されるまで、他の方のプレイリストが5個上がってきて全部チェックしている。基本的にはアナログで聴いたら心地よさそうな曲が目立つ中で、僕のだけ「ポップ!」って感じである。
知名度の高い曲(僕基準)も散りばめた。もちろん自分が好きな曲から選ぶことは大前提。
高尾山の身近さを表現したくて、流して聴いているうちに誰もが1回は「あーこの曲知ってる!好きなやつ!」ってなったほうが楽しいかなという意図だ。
自分がディグって発見した曲ばかり入れるような、閉塞感満載のプレイリストにはしたくなかった。誰にでも日本一開けた山こと高尾山なのだから。今こんな状況だし、色々なところで色々な人に聴いてもらえたら最高だ。

しかし今のところは有名曲をすり抜け、最後の曲の「東京少女」(CY8ER)への反応が多い。こういうプレイリストに反応くれる人がそもそもあの、オ、オタ、オタクなんだよな。オタクまじ最高だよな。
この曲を知ったのは、局所的な人気を誇っている MUSIC UNITY 2020 というオンラインDJイベントだ。
1回目に出演したTomgggがプレイしていたのを聴いて一発で好きになった超名曲。

※余談だけど、Tomgggのライブが素晴らしかったので是非。星野源の使い方がヤバすぎた。

なぜ最後を東京少女にしたかは、歌詞の一部をご覧になればお分かりいただけるだろう。

”ああそうか 思い出したんだ 此処は東京”
”きみの名は東京少女 さようならまたいつか”

高尾は東京であることを忘れがちな事実ちょっと幸せな余韻が残る曲調最後にピッタリな歌詞で、もうこの曲で締めない理由がない。僕はいま二重否定による強調表現を使用した。

プレイリストで最後の東京少女を聴き終えたときに「なんか良い感じの2時間だったな」と思ってもらえれば幸いである。

選曲についてもう少し。
日本語歌詞の曲は「今の状況で自分に寄り添ってくれた曲」や「色々めんどくさすぎて、今後はパン生地やクッションとしての人生を過ごしたい気分を代弁してくれる曲」などのメッセージを自分なりに入れた。あとお酒に関する曲では様々な酩酊の風景を。

本当は1曲1曲の魅力や、なぜこの曲を入れたかというの書きたいところだが、1曲100字でも3400字になる。ご存知の通り、現代人は140字以上読めないことで有名だ。このあたりでインターネットを切り上げる。

最後にもう一回リンクを貼っておくことで、本当に聴いてほしい必死さを表現しておこう。


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