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ロックバンドとカレーの関係性

復職して2週間経とうとしている。

平日はなかなか書けないし、noteは無理して書くものではない・・という心同士が固い握手を交わしているので全然書いていない。

職場がちょっとした陸の孤島なので、気軽にカレーを食べられなくなってしまった。
そろそろレトルトとサトウのごはんをビジネスバッグに忍ばせ、昼休みになるやいなや(as soon as)レンジの前でウキウキしながら待ち構えてしまうかもしれない。

そういえば近くに松屋がある。
ここのカレーが美味ければ・・と手を伸ばしてみたものの、「松屋は牛丼を食べる場所だな!」ということを再認識しただけに過ぎなかった。
強い雨に打たれながら、松屋から職場まで戻るその時間、虚無。実に虚無だった。

例えばあの日、「カレー食べに行こう」と近所のインド料理屋ではなく松屋に入っていたら、僕はこんなにもカレーになっていなかっただろう。
思春期に夢中になった音楽がロックミュージックでなければ、大学生のときRickenbacker 4003を手にして、ダウンピッキングの練習に勤しみ狂っていた時間は恐らくなかったのと一緒だ。

僕は一旦なにかに傾倒すると、左右の視野角がほぼなくなるくらいに没頭するきらいがある。

中尾憲太郎にあこがれて始めたダウンピッキングも、一時期はBPM200まで弾き倒せるようになった。あの頃はベース演奏はスポーツだと勘違いしていた。

カレーも近所のインドカレーでガツンとやられてから、一時期は週4でカレーを食べていた。
最近は週二くらいに落ち着いていたが、言ってもまだ週二。週二病である。
そんな状態からいきなり、社会復帰という大義名分のもとに安定したカレーへのアクセスを取り上げられたのだ。

「あなたが落としたのは社会性ですか?カレーですか?」と木立に囲まれた池の水中から水浸しの女神がザバアと出てきたのならば、
「?!!!!カレーを水に浸すんじゃないよ!!!!!」とかんしゃくを起こしてしまいかねない。ちなみに両方とも落としているけどね!!

そんな状態でカレー攻防戦は限界を迎えようとしていたところ、明日から地方の出張が入った。昼間はフリーだ。
noteにルビが振れるならば、「フリー」を「カレー」と諸君に読ませることで心の均衡を図っていたところであろう。

というわけで、次回は米子のカレー事情をお届けできると思う。楽しみに待っていてほしい。一番楽しみにしているのは僕だけど。

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