8/31 ADP雇用統計も鈍化
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資5年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタル
昨日の値動き
SP500↗️NASDAQ↗️US2Y↘️US10Y↘️USD➡️
JPY↘️EUR↗️GBP⬆️AUD➡️NZD↘️CAD➡️OIL↗️
株式市場:第2四半期のGDP改定値が発表され、速報値に比べて下方修正されました。他にもADPがここ数ヶ月で伸びが最小だったので、利上げ観測は後退し株は上昇しました。8月は調整気味だった株は、年初来高値を更新するのか注目です。
国債市場:GDP改定値が予想に反して下方修正された事が響き、2年債利回りは2週間ぶりの安値を付けました。
為替市場:一連の経済指標が低下気味だったのでドルは売られました。ただ、小幅な売りだったのでドルストレートはまちまちに推移しています。円はドルよりも売られ最弱通貨だったので、クロス円は全て上昇し、ドル円も上昇しました。昨日はスペインのインフレ率加速が発表されたのとドイツのインフレ率が低下しなかった事が発表されユーロが買われました。
原油市場:原油在庫が減少し小幅高になりました。ここ最近は1バレル80ドル近辺で伸び悩み、ボラティリティーは2020年以来の水準に低下しています。
オーストラリア消費者物価指数
オーストラリアの7月CPIが発表され予想値よりも下回りました。ここまで2会合連続で金利を4.1%に据え置いていますが、9月5日のRBAでも据え置く可能性を高めました。結果は以下のとおりです。
前回5.4% 予想5.2% 結果4.9%
結果を受けてマーケットは金利低下、豪ドル安で反応しています。昨日の為替市場は円安ドル安でリスクオンでしたが、オセアニア通貨が上がって来なかったのは豪CPIが影響してたみたいです。
豪ドルは利上げの可能性も無いのでファンダ的に買える通貨ではありません。ただリスクオンの時に上がる事を考えれば、押し目を狙っても良いかなと思います。オーストラリアの情勢がマーケットに大きく影響を与える事が少なく、株が上がる(リスクオン)時に買われる通貨なので、それだけ頭に入れておきたい所です。
ADP雇用統計
雇用統計の前哨戦と言われているADP雇用はここ数ヶ月で伸びが減少しました。先日発表されたJOLTS求人に続いて、ADPでも鈍化気味になってきました。結果は以下のとおりです。
前回32.4万人 予想19.5万人 結果17.7万人
修正37.1万人
結果を受けてマーケットは株高、金利低下、ドル安で反応しました。利上げ観測が後退し始めているので先週のパウエル議長の発言はフェイクだったかもしれません。
今まではCPIや他の指標が落ち着いて来てても雇用関連の指標だけ底堅く推移していました。しかし、今回のJOLTS求人やADPは鈍化し、今日の新規失業保険や明日の雇用統計も鈍化してくれば、来年5月に利下げ予想になっていますが、早まるかもしれません。
すみません🙇今日も時間が無くてここまでしか纏められませんでした。恐らく明日はもっと忙しいので、もしかするとお休みするかもしれません。
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