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1/31 注目が高まる日銀

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資は4年目で、テクニカル中心でやってましたが上手く行かずファンダメンタルズを勉強中です。

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


米株指数↓、米金利↗︎、ドル↗︎、円→、ユーロ↗︎、ポンド→、豪ドル↘︎、ニュージー→、カナダ↘︎、原油↘︎

今週は時価総額の大きいテック企業の決算を控えていますので、投資家は慎重になり手仕舞いをしました。ナスダックは先週の高値に比べて一時2%近く下落しています。

ナスダック 日足



金利は小幅上昇しています。
米株の出来高は増えてないので債権が売られてもどこにお金が流れているか分かりません。昨日はリスクオフの流れになりましたが、大口は2月に備えて現金を増やしているのかと思う1日でした。

為替は特に材料が無かったので小動きです。ドルが一番買われたのは金利上昇が背景にあります。円はほとんど横ばいで推移しましたが、一瞬ヘッドライン(令和臨調)が飛んできて円高にふれています。令和臨調については下に書きますね。

原油は米株と共に下落しています。ここ数週間は中国の影響で上昇していましたが、100SMAがレジスタンスとなり上値を抑えています。テクニカル指標で動いた形になりました。

令和臨調で一層日銀の注目が高まる


そもそも令和臨調とは何なのか?
令和臨調とは2022年6月に発足され、メンバーは経営者や学者が集まって政策に提言します。メンバーの中には、次期日銀副総裁候補の翁氏もいます。
翁氏の考え方は大事なわけです。

では令和臨調は何を提言したのか?
政府と日銀の共同声明に関することを提言しました。内容は日銀がデフレ脱却のためにしている金融政策がこのままだと固定されてしまうので、柔軟にするため、金融緩和(物価2%目標)を長期化した方が良いという事でした。
つまり、過去を振り返り金融緩和に対する生産性が落ちてきているのに対し、発行している国債の半分以上を日銀が保有している異常事態を解消していきましょう。そう言った感じでした。

私の見解は日本のトップである岸田首相は黒田総裁の退任に伴って異常な政策を辞めようとしている雰囲気が強く、実質マイナス金利を0に上げ、さらに上げていくのでは無いかと思っています。

FOMCに向けて


明日に控えたFOMCでは0.25%がほぼ確実となっている。FOMCを通過すればブラックアウト期間も終わり、FRBメンバーの発言も許される。特に注目されるのはパウエル議長の発言です。

ほとんどの投資家がパウエル議長の発言はタカ派に転じると考えています。理由は株が上がるからです。株が上がればインフレを助長させる事になるのでFRBメンバーは嫌がります。ここまで急ピッチに利上げをしてきたことが台無しになるからです。下の写真を見ると12月に利下げをしてくると市場は予想しています。

政策金利 市場予想



私の見解はアメリカの経済指標を見る限りインフレは鈍化傾向にあるのは確かです。ただパウエル議長の発言が市場に大きなインパクトを与えるのではっきりした方向性は現時点で分からないです。対局はドル安株高なので無理してスイングトレードするより、こまめに利確などをしながらトレードはしていきたいと思っています。


注目の通貨ペアEUR/USD

保有中ポジション→なし

週足

月足のトレンドラインをブレイクして少しもどしてきてます。上に行っても200SMAがありますし、下に行っても10SMAにいて、かつ雲の中にいるのでメインシナリオは押し目買いを狙っていく感じです。去年の5月ぐらいから引けるフィボナッチはちょうど半値辺りです。

ユーロドル 週足

日足

値動きが小さい中で、10SMAはブレイクし20SMAにサポートされてる形です。これだけ動かないとBBはスクイーズに向かっています。MACDがデッドクロスして下落中です。1.07前半ぐらいまで戻してきたら押し目していきたいです。

ユーロドル 日足

4時間足

安値切り下げ下落中です。テクニカル指標の節目が多いので下がってくるのは仕方ないかもしれません。雲も下にブレイクしているので一時的にもう少し下がりそうです。1.07前半には200SMAがありますね。

ユーロドル 4時間足



※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色


ひとこと


今の市場はFOMCやECBが大注目ですが、今週はアメリカの経済指標が多く発表されます。今日は3ヶ月に1回発表される雇用コスト指数があります。
パウエル議長がインフレ抑制には賃金を下げる必要があると言ってましたので今回の雇用コスト指数は重要になります。

それではまた明日(^∇^)

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