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『世界でいちばんやさしい教養の教科書』

こういう系の本はあまり読まないけど、
おすすめされたので読んでみました!

読んでみるものですね〜!


本を読んで初めてわかったことが
結構ありました。

例えば環境倫理についてです。

「環境にとって良いこと」は優先しようという考えが環境倫理だが、地球レベルで共通して追求すべきあらたな大きな物語にふさわしく見える一方、環境破壊の原因は先進国なのに、先進国が作った環境倫理のルールを世界に押し付けているとも言えなくはない。

という文章を読み、ハッとさせられました。

先進国が作った環境倫理のルールは、
実は突き詰めれば大国のエゴイズム。

環境倫理をあたかも正しいこととして捉え、

途上国を「遅れている」と表現するのは
おかしな話ですね。

個人のマインドとしても持ち得ることだから、
発言には気をつけようと思いました。



また、日本人の本音と建前についても、
とても勉強になりました。


本音と建前を使い分けるようになったのは、
明治時代のことだそうです。


日本は欧米の社会システムとテクノロジーを急いで手に入れ、欧化した社会を築こうとしました。しかし国民の内面はいまだ地域人のままです。そこで、公的な場面と私的な場面とで、話や立場を使い分けました。


日本人は本音と建前があるから、
「仲良くなりにくい」、「距離がある」と、
思われてしまいがちですが、

明治時代からのDNAだったのですね…!!

初めての知識でした。

たまには普段読まないジャンルの本も
読んでみるものだと思わされました。


最後までお読みくださり、感謝いたします🥲
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