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建築界隈VR初心者のための『VRChatワールド作成案内』(1)

はじめまして〜 バーチャル建築家の番匠カンナだよ!

先日こんなお便りをもらったんだけど…

これ絶対やばい人だよね?「バーチャルな存在になってVR空間作りたい建築学生」がやばくないわけないよね? 建築のひとにありがちなブレードランナーあたりのSFの見過ぎかな? それとも課題の講評で教授にいじめられたのかな? こんな現実逃避した学生を生むなんて、大学の建築学科はもうだめかもしれない……

と、思っていいのは去年まで!!!!!!

今年、2018年は、すでに「バーチャルな存在になってVR空間をつくること」なんて、ごくごく当たり前の世の中になってるよ〜

この連載の対象・目的

というわけで、わたくし番匠カンナは、以下の対象・目的で、「建築界隈のVR初心者のための『VRChatワールド作成案内』」を連載します!

【対象】建築学生・建築設計者等で、VR初心者の方
【目的】建築モデルをVR空間に持っていってVRで体験する(VRChat使用)

と、ここでひとつ。この記事はもちろん私の体験を元に書くので、私が使ったソフトをもとに話は進むよ!

まず私は「Rhino」でモデリングするので、ライノ準拠でいくよ。そして最終的にVRといっても「VRChat」というVR-SNS(ゲーム?)を用いるので、必然的に「Unity」というゲームエンジンを使うよ。というわけで、作業の流れをざっくりというと、

Rhinoでモデリング → Unityにインポート・設定 → VRChatで体験

になるよ〜(大丈夫、私もUnityは完全初心者だったから!)

それから、VRで体験するには以下のものが必要になるよ!

【必要】VR-readyなPC、HMD(HTC VIVE等)

※VRChatはデスクトップにも対応しているから、必ずしもなくても大丈夫だけど、VRで体験するためには必要!買って!(PC+VIVEで30万円)

最後に、これは大事なことだけど、この連載では細かな設定の話まではしないよ! 各工程の詳細は「この記事見るといいかも」っていう紹介までに留めるからね〜 全部書くのめんどくさいから!
でも、いちばん大事な、どういう作業の流れで何に注意しなければいけないのかをまとめるつもりだから、そのつもりで読んでね!

今後の連載

第一回:この記事
第二回:VR体験とは?私がつくったもののこと
第三回:バーチャルな存在になる(いきなり番外編)
第四回:準備、VR=CG2.0の話
第五回:Rhino上の設定
第六回:Unity上の設定(1)
最終回:Unity上の設定(2)

それでは第一回はこのへんで! ばいば〜い


xRと出会った建築をもっともっと面白くしたい! いっぱい活動したいので、どんどんサポートお願いします〜