建築界隈VR初心者のための『VRChatワールド作成案内』(7・終)

今回はUnityとの格闘の後半戦だよ!

5)ライトの配置、ライトマップのベイク

デフォルトだと太陽光(Directional Light)だけなので、室内など明るくしたい部分には「Point Light」等を配置して、照明計画を進めるよ〜
シーンを見ながら強さ・範囲・色などを決めればいいので、直感的にできて楽しい!(上図①)
ついでにスカイボックスで空を設定して環境光にすれば、太陽光・環境光・人工光が揃うね(スカイボックス用のきれいな空はAsset Storeで探そう)

で、重要なのが、照明のモード「Realtime/Mixed/Baked」

「Realtime」は文字通りリアルタイムに照明効果を計算するから、これだと動作が重くなるよ!
なので、ワールド内の動かない物体に対する照明効果は事前にベイク(焼付)しておくという作業が必要になるよ〜(上図②ではMixedにしてるけど、Bakedで良いぽい)

で、ベイクの方法だけど、まずヒエラルキー内の動かない項目は全て、インスペクタ右上の「Static」にチェックを入れよう 動くもの以外全部ね!

そしたら上部メニューの Window > Lighting を開いて、右下の「Generate Lighting」を押せば物体にライトマップがベイクされるよ〜(上図③)
※ Generate Lightingの左横にあるAuto Generateは切っておこう

ライティングは以上!
ベイクの作業は、設定次第では「時間がかかって終わらない…」ってなるので、そんなときは軽くする方法をググってね〜

6)ギミックの追加

ギミックというのは、VRCSDKに入っている「VRC_Trigger」コンポーネントを使って、いろんなイベントを発生させること!

たとえば上図①の絵画は、ゲーム中にコントローラーで選択するとプレイヤーをワープさせる設定になっているんだけど、その設定が上図③の部分に記述されてるよ〜

基本的なギミックについては、ここで説明するよりブタジエンさんの神解説動画見たほうが早いので、紹介だけして次に進んじゃお!
これ見るべし!→ https://www.youtube.com/watch?v=aYFuF12UZkY

7)アニメーションの追加

ニュートン記念堂では、建物内部の月的なサムシングを地球的なサムシングの周りにアニメーション使って等速回転させてるよ〜
で、これもね、さっきのブタジエンさんの動画でもう解決なんだよね!

とはいえ、いちおう少し説明しよっか

まずプロジェクトに「Animation」という新規フォルダを作成して、フォルダ内にAnimationを新規作成して名前をつけてね
それから、作ったAnimationファイルをヒエラルキー内の適用したいものにD&Dすれば、自動的にAnimater Controllerが生成されるよ(上図①②)

※ 今回は常に回転するだけだから放置だけど、アニメーションの動作条件等を設定する場合はAnimater Controllerの中を設定するよ

次に、つくったAnimationファイルを開いて、どんなアニメーションにするかを設定するよ(ここでは3分で一回転するRotation)
ちょっと注意だけど、デフォルトだと等速運動じゃないので、Animationウィンドウの下部にある「Curves」で等速に変更するよ〜(上図①)

アニメーションも終わり〜

8)VRChatワールドへの出力

ここまで来てくれてありがとう!おつかれさま〜
苦労してきたワールド作りだけど、VRChatに自作ワールドとしてアップロードするのはとっても簡単だよ

上のメニューバーからVRChat > Show Build Control Panel を開いて、Publishの「New Build」からVRChatワールドとしてビルド!
途中でScene画面がGame画面に変わるので、ワールド名・収容人数・サムネイル等を設定してついに、ようやく、アップロード!!
(サムネは、一度Sceneタブに戻してサムネイル用のカメラを移動させて決めるよ〜)

はい、完成


川o'-')...ウフフ♪

これでRhinoの3DモデルがVRChatワールドになったね!

あとはVRChatを起動して、Worldの「Mine」に表示されてるのを確認!
人を呼びたいなら「Friend+」でインスタンスを立てよう
ツイッターで告知してもいいね〜 友達と友達の友達が来てくれると思う!

さらに自作ワールドをパブリック化したい場合は、VRChatの公式Discordから申請フォームを送って審査を受けるよ
問題なければ、24〜48時間以内には晴れてパブリックワールド、つまりVR時代の「公共建築・空間」になるよ〜

終わりに

長くなってきたから、一言でおわり〜

30万円VRできる部屋やる気があれば、
モデリングできる建築界隈の人は、
VR空間に公共建築をつくることができる!

すごくない? みんな、VRやろうよ!!!!


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(おわり)

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xRと出会った建築をもっともっと面白くしたい! いっぱい活動したいので、どんどんサポートお願いします〜

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番匠カンナ@バーチャル建築家

「未来の空間」を探すために生まれたアーキテクトイド。xRArchi委員長、VRアカデミア建築学科長。番匠カンナバーチャル建築設計事務所 → https://www.banjo-kanna.com/

建築界隈のVR初心者のための『VRChatワールド作成案内』

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