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建築界隈VR初心者のための『VRChatワールド作成案内』(4)

今回からようやく! RhinoモデルをVRChatに持っていくよ〜

..(((((/・∇・)/オマタセ!!

相変わらず雑な説明しかしないと思うけど、この記事読んでやってみたい!っていう人が増えたらいいな〜

最初にやること

まずは作業環境を整えるよ Rhinoは持っている前提(他のモデリングソフトでも可)で、HMDもVR-readyなPCも、もう買って部屋に設置し終えたよね?? まだの人は秋葉原のツクモに行くといいよ
そしたら、他に必要なのは以下!

1)Steam https://store.steampowered.com/?l=japanese
2)VRChat https://www.vrchat.com
3)Unity 5.6.3p1 https://unity3d.com/jp/unity/qa/patch-releases/5.6.3p1
4)VRCSDK

1)〜3)は全部無料だから、インストールしてアカウント取得してね
とくにVRChatにワールドをUPするときにはVRChatアカウントを使うよ!
あと、4)のVRChat用のSDK(Software Development Kit)は、VRChatのページからログインするとDLできるよ これはとりあえず保存だけしとこう

※ Unityは最新版じゃなくて5.6.3p1を使うから激しく注意されたし!

揃った? じゃあ続けるよ〜

というかまず遊ぼうよ(強制)

続けるって言ったんだけど、ここまで揃ったら普通まずVRChatで遊ぶよね?VRChat日本wikiの初心者ガイドを片手にまずはVRChatの過激なヤバさを体験すべしだよ〜(パブリックの外国人が怖くて日本人に会いたければ、いまは『Fantasy Shukai jou』『1619Hz』に行けば会える確率が高いよ)

なんでまず遊ぼう!って言ったかというと、もちろんVRChatを知るためでもあるんだけど……実は、

自作アバターや自作ワールドをUPするためにはトラストが必要で、そのためには、一定のプレイ時間とフレンド数が必要!!!

ほぇぇ……

世知辛いけど、これも捨て垢作りまくって公序良俗違反する人を防ぐため
とにかく遊んで人と会ってフレンドつくるしかない!
根暗な建築民も、その先にひろがる「根暗が生き生きとする」世界へ行くために、ここはひとつ頑張って〜(最初はくじけそうになるけど、未来はすぐそこにあるよ)

※ なお、これを読んでガチで興味があってフレンド作りに困っている建築民は私に軽率に連絡くださいね Twitter:@Banjo_Kanna

準備完了!

さぁ、揃えるもの揃えて、VRChatのトラストも得たね!(瞬足)

もしこの記事を読んで、建築モデルのVR化とVRChatに興味を持ってここまでたどり着いた人がいたら、もう正直ミッションは99%クリアだよ
心から褒めてあげたいし仲良くなりたいから、「この記事みてVRChatに顕現した!!!」ってリプ送って送って〜

あ、全然Rhinoの話に辿り着かなかった

仕方ないね〜次回だね〜

その代わりに、今回の最後にひとつ大事な話をするよ

建築モデルをVRで体験する方法って、別にVRChat以外でも可能なんだよね
もちろんただの3次元画像をスマホかざして見る話は別としても、ちゃんと「6DoF」でVR空間を体験する方法も、他にいくつかある

でも、私がVRChatにこだわるのは、今取りうる方法のなかでは、建築モデルのVR体験場所として最高だと思うから

そこには人がたくさんいて、会話やイベントが常に溢れていて、ようするに社会があって、ちゃんと建築物のなかでそれが行われている
独りで設計したものをVRでチェックする作業と比べて、VRChatに建築モデルをUPすることがどれだけクリエイティブなことか!

VRは『CG2.0』

VRChatのような社会を内包したVRは、いわば「CG2.0」だよ!!!!!!

これまで建築設計者は、これから作る建物をプレゼンするときにCGパースを作ってきたよね? でも、VRの出現でこれからは大きく変わっちゃうかもしれないよ

【CG1.0 = CGパース】
・2次元
・人の表現は、生きていない人を「植える」だけ
・ある一瞬を切り取っただけ(リアルタイムシミュレーション不可)
・あくまで実物に従属する表現手段

【CG2.0 = VR】
・3次元
・本当に生きている人々がいて、話せる
・時間変化がある(リアルタイムシミューレーション可)
・それ自体が空間だし社会だし、実物ともいえる

どうよ! VRって文字通り次元がひとつ上がった「新時代の建築表現」じゃない???

そして、ここでいう「CG2.0」な、ちゃんと人がいて社会がある状態のVRと言えば、現状VRChatになるわけです(Cluster.やバーチャルキャストも近いね)

というわけで、わりとVRの思想的な話になっちゃったけど、こういうの大事だから今後もどんどん脱線していくよ〜 ばいばい!

xRと出会った建築をもっともっと面白くしたい! いっぱい活動したいので、どんどんサポートお願いします〜