給食ふりかけ論争は、日本人の縮図

1、ヤフーニュース

兵庫県川西市の中学校で始まった“給食のふりかけ持参”が論争を呼んでいる。
川西市長と中学生との意見交換会で、生徒から給食の食べ残しを防ぐために「ふりかけ持参を認めてほしい」との要望があり、教育委員会は同年9月から条件付きでこれを認めた。

具体的には各家庭から1人1袋、友達などへ渡さないことだという。

その後、教育委員会が実施したアンケートによると、
ふりかけを「ほぼ毎日持ってきている」と答えた割合は7.4%、
「ときどき・何度か」が同16.1%に対して
「持ってきたことはない」は同77%で現状は多数を占めている。

一方で、川西市議会では反対の声があがっている。2023年9月、黒田美智市議は「給食は栄養バランスと衛生管理・食中毒などの事故が起こらないよう管理されている。家庭から違う食べ物を持って入ることがスムーズに行われてしまったことに危機感を持っている」と述べた。


2、朝日デジタル

給食のおかずは全部食べたけど、ご飯だけが残っている。そんな状況を改善しようと、兵庫県川西市立中学校では、家から好きなふりかけを持ってきてもOKになった。フードロスを減らす試みだが、給食ならではの懸念も出ている。

3学期給食初日の1月10日、川西中3年の松賀太陽さん(14)は、かばんから野菜ふりかけを取り出した。ご飯はいつも大盛りで、おかずは先になくなる。「ふりかけがあると、最後までおいしく食べられます」


3、KHB

ふりかけ論争”給食に持参OK?

給食にふりかけ持参OKで賛否の声が上がっています。

兵庫県川西市の中学校で去年の2学期から始まった“ふりかけ持参”。きっかけは市長と中学生の意見交換会でした。

川西市 「生徒から『給食にふりかけを持っていきたい』という意見が出たため実施を始めました」

“おかずは全部食べたけど、ご飯が残る”。市はフードロスをなくす試みとして、個包装のものを1つまでとすることや生徒間でのやり取りを禁止することを条件として持参を認めることにしました。

☆中学校で認められるも…議会で反対が

黒田美智議員 「(給食は)栄養バランスと徹底した衛生管理、食中毒などの事故が起こらないように管理されている。そこに、全くおうちから違う食べ物を持って入るということが、こんなにスムーズに行われてしまったことに対する危機感と脅威です」

川西市 教育推進部長 「安全面、衛生面を内部で十分協議したうえで認めるという形で始めた」

市議(黒田美智議員)は他の問題も指摘します。
「『白いご飯をなくす=市販のふりかけ』はあまりにも拙速ではないか。本当にSDGsを考えるならば、ふりかけの袋のごみは増やしていいの?」

果たして、街の意見はどうでしょうか。

20代の人 「実際(中学校の)教育実習に行ったことがあるんですけど、その時、やっぱりご飯が残ることが多くて。量も食べられないし、ご飯の味も薄いしと食べられないのであれば、ふりかけを持ってきて食品ロスをなくしていく対策はとっても良いと思います」

50代の人 「ふりかけ良いんだったら、しょうゆを(持参して)かけていいのか。塩かけていいのかというふうになっちゃうかもしれない」


<給食ふりかけ論争は、日本人の縮図>

日本人はなんでも「正しい」で一律化したがる民族だ。

右派も左派も同じだから。
これを自由がない国という。

昔だったら、右派が、「給食は止めて弁当にすべきだ。
弁当を作るのが母親義務だ」と言っていた。

そして今度は左派が「ふりかけは持ってきてはいけない」
という一律化のルールを強制するのが好きなのだから、日本の子供は、たまらない。

日本人には、「ふりかけ」さえ自由ではない。
笑うべき、くだらない論争。


(黒田美智議員)は他の問題も指摘します。
「本当にSDGsを考えるならば、ふりかけの袋のごみは増やしていいの?」


↑あまりにも、馬鹿すぎないだろうか?

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