MacBook(2017)を買うたった。その2
ボクとSurfacePro4
買い替えに至った理由は、その場のノリと金銭的余裕、そしてSurfacePro4のほんの少しのダメさだった・・・
surfaceは使い始めが地味に面倒くさい。カバーを倒して、キックスタンドを引っ張り出して使う。たったこれだけの動作が意外にも大きく影響してくる。最初は気にならなかったが、だんだん手が伸びなくなっていった。そう、ボクとsurfaceは倦怠期をむかえたのだ。
こうなってくるといろんな所が目につく鼻につく。タイプカバーとキックスタンドのせいで、フットスペースが結構必要になる。これは購入前から分かっていたけれど、倦怠期をむかえているから気になって仕方ないのだ。新幹線とか飛行機の中で使いにくくて仕方ない。なんだお前。やる気あるのかと言いたくなる。
タブレットとしても使えて素敵。買った当初はそう思っていた。しかし・・・タブレットとしてはほとんど使わなかった。理由は単純明快、重かった。
バッテリーは四時間ぐらいしかもたない。なので充電アダプターを持ち歩く必要があるのだが、これも地味にでかい。重い。ケーブルもごちゃごちゃして、シンプルからはなかなかかけ離れた存在だった。
surfaceを売り払い、MacBookを買った後、ボクはこのように思った。
なんでもできるって、かゆいところに手が届かないんだなあ。
めしを
こうしてボクとsurfaceは関係を終えることになった。ありがとうsurface。新しいご主人と幸せに暮らせよ。
惚れたぜMacBook(2017)
その1にも書いたけれど、ボクはみんなが使っているものやみんなが好きなものを敬遠する傾向がある。だからこれまでMacを自分で買って使ったりはしなかった。じゃあなんで今回MacBookを買ったのかというと、その場のノリと、金銭的余裕、そしてほんの少しのセンスの良さだった。
まず、はじめに言っておくと。MacBook(2017)はサンフランシスコの店員の話によると、ウケるほど売れていないらしい。最下位のMacBookProと同価格という価格帯、iPad Proとの住み分け、拡張性の低さ、などの理由からあまり人気がないらしい。その証拠に、めちゃくちゃ広い店内に2台しかディスプレイされていなかった。この時点でボクの中でMacBookにたいする好感度が死ぬほど上がった。見た目は文句なしにかっこいいのに人気がない。なんてことだ。みんなから好かれていないクールな美人。そう。ボクは一目惚れしたのだ。
最初の関門(天邪鬼スキル)をクリアした後は、いよいよ本当に買うべきかどうかの考察を始めた。
MacBook Proは重すぎる。MacBook Airは今となっては時代の古さを感じてしまう。iPadProはそもそもパソコンとしては使えない。(iPad Proのwhat's a computerのCMはなんかイラっとしてしまう。)
スペックはどうだ。いくら見た目が良くても大切なのは中身だ(スペックだ)。調べてみると、第7世代のCoreMは第6世代のi5よりもベンチスコアがいいらしい。つまり、ボクの持っていたsurfaceよりもスペックが高いのだ。なんてことだ。こいつ性格までいいのかよ!
こうしてボクはMacBookを購入した。まだ1ヶ月ぐらいしか使っていないが、とても満足している。USBCが1つしかないので、不便と言えば不便だが、ボクはほとんどオンラインストレージにファイルを保存しているので、今の所あまり困っていない。
もちろん不満がないわけではない。
キーボードははっきり言って打ちにくい。surfaceの方が数倍打ちやすかった。慣れもあるのかもしれないが、ボクはこのキーボードに慣れるのにまだまだ時間がかかりそうだ。
おわりに
ボクはパソコン1つ買うのでさえこのザマなので、世の中に対して生きにくさを常々感じている。でも、今回MacBookを買ってみて使ってみて、MacのOSの素晴らしさや、製品の完成度の高さに改めて驚かされた。そしてこの経験から学んだことが1つある。
みんなが好きなものが好きでも、それでもいいんだ。
逆にボクみたいに、みんなが嫌いなものを好きでも全く構わないのだ。ただ、”みんなが好きだから嫌い”というのはとても愚かな考えなのだと、しみじみ思った。
好きの数が多ければ多いほど、毎日が楽しくなるチャンスに多く触れることになる。けれども、嫌いの数が多ければ多いほど、幸せの形もいびつになってしまう可能性が高くなるのだと思う。
パソコン1つで大げさかもしれないが、パソコン1つで世界は広がるし、生活は大きく変わるのだ。
長々と書いたけれど、ボクはMacBookを買った今、最高にハッピーです。
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