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Claimは良いことか悪いことか

クレームと言って英語のClaimのことを思い浮かべる人はそれほど多くないと思うが、それぐらいカタカナ語として定着している言葉だ。いろいろなお客さんがおり、クレームを言われるときはかなり仕事ではストレスがかかり嫌な仕事であるが、お客とは交渉や押し引きがあるし、相手の立場からすればそれがそちらの立場からの主張であるから仕方ない。やさしいお客ばかり相手では自分も向上しないだろうし、クレームは自分達への改善所が隠されており貴重な進言とも捉えられる。いい言い方をすれば絶好のマーケティング材料である。すべてできないで返して突っぱねていては何の成長もない。

しかし一方で、社会全体においては、クレームは人々の動きを萎縮させている一面がある。一番いい例として視聴者のテレビの放送に対する過剰なクレームにより放送内容に制限がかかってテレビがつまらなくなりつつあると言われることである。またメディアによるバッシングで企画の取り止めや中止が相次いでいることも上げられる。そう考えると、メディアはクレームをして世の中を正す効果がある反面、クレームにより自分達の首も絞められているという考え方もできる。物事には常にいい面と悪い面両方あるが、クレームにおいては上に述べたようにそれがわかりやすく表れていると感じる。そして、それらの両面を内包しているのがメディアであるといったようなことには少し皮肉を感じる。

#クレーム #Claim#いい面#悪い面#メディア

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