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ITの難しさが渋滞を作る

先月の27日の正午過ぎにいつもは渋滞しない交差点を通りかかったところ反対車線の左折する車の渋滞ができていた。工事も無いのになんでだと思っていたところその角に銀行があったので、月末であったからATMでの振り込みのため銀行に人が集まり、渋滞を作っていた車の乗用車は偏見で申し訳ないが年配の女性ばかりではないかと予想した。近くを通って覗いてみると、それらの車の運転者は100%年配の女性であり、銀行の駐車場に入るための列を作っていたようだった。

たぶん、2月は25日の給料日と月末が近いこともあるからさらに混雑は増したのではないかと思った。数年前にインターネットバンキングができない高齢者が振り込みのためにATMに行列を作ると聞いたことがあったが、それから時間が経ち、その時よりインターネットバンキングも浸透してきたのでまさかとは思ったが、まだそういった現象は続いているということだった。

自分も個人のインターネットバンキングは長らく使用した経験があるが、自分の会社もビジネスのインターネットバンキングを使用し始めて3-4年ほどしか経っていない。ビジネスのインターネットバンキングはパソコンのブラウザ上でしか操作できないものが多く、パソコンに慣れていない高齢者にとってはハードルが高い。パソコンに不慣れではない自分でもビジネスのインターネットバンキングの使用を開始する前は慎重であったので、不慣れな人にとっては相当なものであろう。
そういったITの難しさが渋滞を作って間接的にCO2排出を増加させていると言っても過言ではないということである。銀行はペーパーレスそして人件費削減のため対面の振込手数料や小切手の手続きの手数料も上げてきている。そして、2026年には紙の手形の廃止が決まり全面的にインターネットによる手続きに移行すると思われるが、今のこの状況を見れば難しい部分も多いのではないかと思ってしまった。

我々の会社は電子手形への移行も終えたのだが、やはり取り掛かる前はハードルが高く見えた。しかし、やってみれば意外に簡単でインターネットバンキングの導入の時のように作業がものすごく効率化された。

マイナンバーカードの普及も手伝い、ITへの不慣れは情報格差も拡大し、大きなビハインドになる。だから、どんなに歳をとっても頭を柔らかくしてトライする姿勢が大事になってくるがなかなかそうはいかない。

そこで、デジタルが苦手な人はまずゲームをやってみて慣れていくことをお勧めしたい。自分の母親もITは不慣れであり、自分が小さい時にゲームを一緒にすることを誘ったが全く乗り気ではなく体験しなかった事も影響していると考えてきた。我々世代は小さい頃にテレビゲームがありそれでよく楽しんだからパソコンを苦手としない人がわりかし多いという持論がある。パソコンが苦手な人はまずゲームを楽しんで慣れていけば渋滞が減るのかも。

#渋滞 #銀行#ATM#パソコン#月末#給料日#インターネットバンキング

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