カメラを止めろ!

止まるはずはないが、最近この題名のように思うことがある。

ただでさえ、人の目で疲れる現代社会において、カメラが多すぎるのだ。たしかに、犯罪防止等に役立つとは思うが、いくらなんでも監視社会になりすぎてないか?みんなが、トイレの個室の中でスマホをいじったりゆっくりしたりする理由がよくわかる。気軽に寄れる社会のオアシスがそれぐらいしかないからだ。こう考えると、人やカメラの視線ってのも恐ろしいものならあるんだなぁと思う。

社会だけじゃなく、インターネットもそうだ。

チャットするアプリラインをみんな使っているだろう。ラインってのはその複数または1人の相手に向けて発するものではないのか?それが、スクリーンショットによって違う人に送られて、今〇〇してるねんやろ?と、そのことについて言ってない人に言われた経験はないだろうか?また、高校生の時、同級生の悪口をラインで言ってる人がそれを相手にツイッターに晒されて喧嘩になってるのを見たことがある。面白半分であろうとされた方はたまったもんじゃない。悪口を言われた方も確実ではないが、言われた証拠があるのだ。口づてに、〇〇って言われてたで、と言われるより断然腹がたつだろう。ラインは気軽に人に話しかけ、返事が来るから怖い。対して仲のいい友達でなければ、それを人に見せしてしまうかもしれない。友達と会った時、話をして、ラインでこいつがこんな風なこと言ってたなと、誰かが言うと、みんなが、見せてやと、言いその人なしでその人の言葉を見ることがある。僕はこれが怖いと思ってきた。最近トーク履歴は消すようにしている。

僕にとって個人に向けて発する言葉はその人の中にその人の解釈で残るから、いいものだと思う。ラインで発する言葉は、SNS向けのとは違うのだ。

外にはカメラが馬鹿みたいに多くあって、

ネットでは、言葉にシャッターを押される。

たまにはカメラを止めてくれ!

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