120ホシミスジ

ホシミスジは高原などに生息し、年に一回7月、8月に発生します。
僕にとっては群馬や長野、山梨などの高原の蝶ですが、近年は植栽の影響で東京の郊外でも増えています。
平地では年に2、3回の発生のようです。
東京では幼虫や蛹を撮影していますが、掲載するのは高原で撮影した成蝶です。
ミスジチョウの仲間は数種類が生息していますが、翅表の白線が細かく別れているのが特徴です。

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同じ特徴は翅裏でも確認できますが、後翅に多数の黒班があるのも特徴です。

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吸蜜の撮影機会は多くはありませんが、数種類の花で撮影しています。
ノリウツギでの吸蜜です。

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葉の上で向かい合っている個体を撮影しました。
最初は求愛かと思いましたが、ストローを伸ばして吸汁しています。

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吸水も一度撮影していますが、撮影を始めた頃で小さくしか写っていないので掲載は見合わせます。
食草は高原では主にシモツケです。
平地ではユキヤナギやコデマリのようです。
産卵は3回撮影していますが、もう少し腹部をしっかり写したいところです。

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交尾は未撮影です。
埼玉の平地でも見られるようになれば可能性が高くなりますが、今のところは多摩方面に限られているようです。
高原での出会いに期待ですね。

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