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『同窓会〜アンナの場合』スウェーデン映画 トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2020 2020.2.8

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2020、アンナ・オデル監督特集の1本です。9年間一緒だったといいますから、7〜16歳の義務教育ですか、その学校を出てから20年ぶりの同窓会。乾杯、主催者挨拶のあと、ひとりの女性がスピーチを始めます。クラスには階級があり、自分はそのなかで最低の位置にしていじめにあったことをひとつひとつ例にだして告白します。友好ムードは一転、この空気が読めない女性のために、険悪なムードになっていきます。女性の攻撃は歓談になっても止まらず、最後は袋叩きで会場から放り出されます。とここまでが1部。実はこのパートは、アンナが体験をもとに、同窓会があったらという想定で自分自身を演じたドラマ。2部はその映像を同窓生に見せて感想をきいていくドキュメンタリー仕立てになっています。嫌な奴、ぎりぎりですね。そんなことをいわれてもあの頃は子供だったから、みなそんなふうに返します。でもいじめられた方は忘れませんよね。2013年の作品。スウェーデンでアカデミー賞にあたるグルドバッゲ賞脚本賞受賞作です。

トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2020 2020.2.8〜14
原題 Återträffen /Reunion
製作年 2013年
製作国 スウェーデン
上映時間 90分

監督:アンナ・オデル

http://tnlf.jp/

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