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#69 涙まみれの最終戦 【J1第34節】

長かったJ1のシーズンもついに終わりです。

ガンバ大阪は、優勝を決めたばかりのヴィッセル神戸を相手に勇敢に戦い、0-1で敗れました。

優勝チームに全く引けをとらない、とてもおもしろい試合でした。

ポヤトス流に言えば、「最後のちょっとした部分で差が出てしまった」といったところでしょうか。

良い試合だっただけに勝てなかったことが悔しく、涙が出そうになります。

それでも、ベテランの気迫や若手の成長を感じることができ、一定の収穫はあったと思います。

巷ではガンバの来季を不安視する声も多い(目下7連敗中のため)ですが、僕は勝手に希望を抱いています。

あらためて、僕はガンバ大阪が大好きだと再確認できました。

勝ち負けだけじゃない、ガンバを応援する理由が見つかっただけでも、この試合を見に行ってよかったです。

試合後には、藤春選手・ギョンウォン選手・塚本選手の引退セレモニーも行われました。

藤春選手の涙のスピーチでは、僕ももらい泣きしそうになりました。

ガンバ一筋13年。稀代の左SBは、ガンバ史上最高の選手の一人です。

試合に出るだけがプロではなく、普段からチームを引っ張るのも重要な役目だ、ということを背中で教えてくださいました。

パナスタでのレフティーファイターの大合唱は、一生忘れません。


いろんな味の涙が混じった、悲しくも温かい最終戦でした。


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