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#8 マドリードダービー

みなさんこんにちは、バーラです😀

いやぁ~マドリードダービー、いい試合でした!
DAZN解説の方もおっしゃってましたが、ぜひ一度行ってみたいものです!

試合後の興奮冷めやらぬまま、大熱戦のダービーを振り返っていきます!


試合は早々に動きました。左サイドで深さをとったリノの右足クロスにモラタが頭で合わせ、アトレティコが先制します。中央にはモラタ1人だけだったのですが、クロスの質と中で合わせる技術が見事にかみ合った、見事なゴールでした。

前半18分、またも左サイドから追加点が生まれます。リノが持つと左IHのサウールがインナーラップでポケットをとり、ダイレクトでやわらかいクロス。これをグリーズマンがヘッドで流し込みました。

これ以降もアトレティコは再三サイドで優位性を作ります。マドリーのサイドバックが攻撃時に高い位置をとるので、カウンター時にその裏を効果的に使えていました。

対するマドリーは固いアトレティコの固いブロックに苦戦する中、ミドルシュートに活路を見出します。
前半35分、クロスのこぼれ球をクロースが強烈ミドルで沈め、マドリーが1点を返します。アトレティコの守備組織を無力化するキックでした。
試合を通して、マドリーは様々な選手が積極的にミドルを狙っていた印象です。おそらくアトレティコの5バックをなかなか崩せなかったからだと思います。ただシュート精度は非常に高いものがあり、どの選手も一発を持っているというのは脅威でした。

このころからアトレティコは、グリーズマンを左ワイドに下げて5-4-1のブロックに変更します。しかし結果的にこれはうまくいきませんでした。失敗の理由は、1トップにしたことで相手CBにプレッシャーがほとんどかからなくなったためだと僕個人は分析します。もともとWBが相手のSBに対応する(サポートがくればCBがつぶす)形でサイドの守備はうまくいっていました。わざわざ中盤のブロックの幅を広げる必要はなかったのかなと思います。

2-1で後半を迎えましたが、またもや開始直後にスコアが動きます。今度は大外に流れたサウールのふんわりとしたクロスを、モラタがヘッドで叩き込みゴール。再び2点差とします。サウールの2アシスト目となるクロスも見事でしたが、アラバを出し抜いたモラタの駆け引きが素晴らしかったです。(ニアにいくと見せかけてファー!)

2点のリードを得たアトレティコは、ブロックを5-3-2に戻します。これでサイドは少し手薄になりますが、中央を固めることによって、たとえクロスをあげられてもはじき返す鉄壁の守備ができあがりました。
目立ちはしませんが、グリーズマンの守備も効いていました。相手の最終ラインでのボール回しを限定させたり、ピンチ時にはブロックを埋めたりと、後半の無失点に大きく貢献しました。
カウンターもちらつかせながらアトレティコが盤石の試合運びを見せ、そのまま3-1で勝利しました!

この日のアトレティコの3得点は、いずれも左サイドからのクロスを頭で合わせたものでした。結果的に3シーンともに関与してしまったアラバですが、純粋なフィジカルが強くないという弱点が出てしまった印象です。
(アラバにまともに競らせなかったクロスの質やモラタの動きが上回った、ともいえるかもしれません。)
ただこれはアラバだけの責任ではなく、サイドの守備に不安を抱えるマドリーのシステムにも問題があります。ダイヤモンド4-4-2を採用する限り常につきまとう課題なので、アンジェロッティ監督には最適解を見つけ出していただきたいです。
(個人的には、守備時フラット4-4-2にすることで落ち着くのではないかとふんでいます。)


白熱のマドリードダービーをレビューしてきました!
僕としては推しのグリーズマン選手のゴールが見れたので、何も言うことはありません!(笑) 

今週はミッドウィークにカラバオカップやラリーガもあって、楽しみが尽きず、すごく幸せです。僕はユナイテッドvsクリスタルパレス、オサスナvsアトレティコを見ようと思います。

ここまで読んでいただいたフットボールファンのみなさま、本当にありがとうございました!
それでは~


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